もっと知りたい新商品紹介

アサヒビール「ニュー・オールモルト」
「ニュー・モルトクラブ」新発売

 アサヒビールはニッカウヰスキーの製造する「オールモルト」4品種、「モルトクラブ」6品種の全ラインアップの味とパッケージをブラッシュアップし、「ニュー・オールモルト」「ニュー・モルトクラブ」として全国発売した。
 このウイスキーは、ニッカウヰスキー独自のオールモルト製法によるモルト(大麦麦芽)100ウイスキー。単式蒸溜器で蒸溜したモルトウイスキーと、カフェ式連続蒸溜機で蒸溜したモルトウイスキーをブレンドし、豊かな香りとまろやかな味わいを引き出す製法によってつくられた。
 今回発売した「ニュー・オールモルト」は、ブレンドに長期熟成モルトウイスキーを新たに使用することで、より豊かな香りと芳醇な味わいを実現した。また、「ニュー・オールモルトクラブ」は、新たに長期熟成カフェ・モルトをブレンドすることで、甘く柔らかな香りとすっきりとした後味に仕上げている。
 アルコール度数=40%、容量=700ml、1800ml、1920ml、希望小売価格(消費税別)=ニュー・オールモルト1400円、3400円、3458円。ニュー・モルトクラブ1100円、2680円、2880円。


キリンビール 6月上旬、チリ産新酒ワイン
「ヴィーニャグラシアチリヌーヴォー2005」を発売

 キリンビールは、チリ産新酒ワイン「ヴィーニャグラシアチリヌーヴォー2005」を6月上旬から全国で発売。
 今春にチリで収穫するブドウからつくられるワインの「赤」と「白」で、ともに750mlびんで希望小売価格は940円(消費税別)。
 新酒といえば、毎年11月に解禁となるフランス産のボージョレヌーヴォーが知られているが、季節が逆転する南半球のチリ産で、一足早く初夏に新酒が楽しめる。
 生産者のビーニャグラシア社のこのワインは、同社の畑から手摘みで収穫される高級ブドウ品種からつくられ、「赤」はカベルネソービニヨン種でベリー類を思わせるフルーティな香りとやわらかな口当たり。「白」はシャルドネ種からつくられ、青リンゴを思わせるフルーティな香りとキレの良い軽快な味わいが特長。
 発売日=6月上旬。アルコール度数=15%未満、タイプ=赤はライトボディ、白は辛口、容量および容器=750mlびん、希望小売価格940円(消費税別)


店舗・事務所用エアコン「ズバ暖スリム」
マイナス25℃まで運転可能
三菱電機が7月発売

 三菱電機は、外気温度マイナス15℃でも定格暖房能力が低下せず、マイナス25℃まで運転可能な、寒冷地向け店舗・事務所用ヒートポンプ式インバーターエアコン「ズバ暖スリム」を7月から順次発売する。天井カセット形・天井埋込型・天吊形等、11タイプ53機種をラインアップしている。
 低外気温度では圧縮機の冷媒吐出温度が上昇し、冷媒の循環量が減少するため暖気能力が低下する。新製品は、吐出温度の上昇を抑制し冷媒の循環量を確保する業界初フラッシュインジェクション回路(冷媒を気体と液体が混在する気液2層状態で圧縮することで、低外気温度時の吐出温度上昇を抑制する回路)の採用により、マイナス15℃の低外気温度でも定格暖房能力14.2kW(P112形)を維持。また、従来マイナス20℃だった暖房時の運転可能範囲をマイナス25℃まで拡大した。
 吹き出す風の温度は、運転開始後、従来機の約半分の約10分で45℃に到達し、暖房の立ち上がり時間を短縮。業界初「ズバッとデフロスト方式」の採用で霜取時間を短縮するとともに、着霜状態を的確に検知する新霜取制御で、無駄な霜取運転を無くして暖房運転の有効時間を延ばし、室温の低下を抑えた。
 全機種グリーン購入法のCOP基準値をクリアしており、オゾン層破壊係数ゼロの新冷媒R410Aを採用している。


トイレの匂いを元から断つ
消臭・防臭スプレー
「TOTOトイレ用消臭スプレー」発売

 TOTOは、排便後の瞬間消臭だけでなく、トイレにしみついて掃除してもなかなか消えない、不快な匂いを抑える消臭スプレー「TOTOトイレ用防臭スプレー」を3月に発売開始した。トイレに入った時に感じる、はっきりわからない不快な匂いは、尿を分解して発生するアンモニアであることを突きとめ、原因となる菌の働きを抑えることで防臭を実現した。消臭機能に防臭機能が加わったことで、従来の商品より効果が長続きするという。排便後のほか、普段の手入れ時に便器や便座のすき間、床とのすき間などに使用する。トイレのインテリアを邪魔しない、すっきりしたボトルデザインも特徴的だ。ホームセンターや大手スーパーで販売。
香り=無香、ミントの2種、容量=200ml、スプレー可能回数=約650回、希望小売価格630円(消費税)円