平成25年度 事務局長・事務担当者会議

食品表示問題への対応、共済加入促進など、
現場の声を意見交換。
―来年6月の秋田県大会の会場視察も実施―

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◀会場となる秋田県民会館を視察

 組合の実務を取り仕切る事務局長や事務担当者による年一回の会議が、11月14日に秋田市で行われました。
 開催地を代表して歓迎した齋藤育雄理事長は、「ようこそ秋田へ。当県は美酒、美食、そして秋田美人が魅力。来年の秋田大会は大勢でお越しください」とあいさつ。今年の全国大会開催地の宮崎県からは代口修理事長が出席し、「宮崎大会ではお世話になりました。全国大会の開催は大変ですが、事務局の皆さんの『良かった』という声で救われます。皆様の協力で大会は成功します」とお礼を述べました。
 森川会長は「組合の大事なことを一番知っているのは事務局の皆さん。全飲連の最大の課題である組織拡大も皆さんの力が必要。組織に力があれば個々のお店の繁栄につながる。全国大会は組織力をアピールする絶好の機会となるので、是非大勢の参加を促して欲しい」と激励しました。
 そして来賓の全国生衛営業指導センターの小宮山健彦専務理事は「ある業界では事務局員をアルバイトに切り替えたことで大きな弊害が出ているという。皆さんは正規の職員であるのが理想で、しっかりと仕事をしていただけるはず」と各地で組合活動を支える事務担当者にエールを送りました。
 会議では、小城専務理事より問題が多発している食品表示の適正化について、厚労省、農水省、消費者庁による対処方針案が報告されました。まず、消費者庁による「景品表示法の不当表示の考え方およびメニュー表示等の食品表示に係る過去の違反事例」について周知徹底を図ること、特に、業界に係る食品表示の偽装・誤表示の状況把握を行い、問題がある場合は是正および適正化をただちに求めることが方針案となっています。
 引き続き園田事務局長より、全飲連共済制度の加入促進について、各都道府県加入状況と各制度のパンフレトを基に説明がありました。特に他団体と競合する食中毒共済制度については、随時の加入が可能な点、格安な掛金での補償等を地域でも積極的にアピールし、制度の維持と育成に更なる尽力をいただきたいと要請がありました。
 続いて、来年6月に開催される秋田県大会について、齋藤理事長から主なスケジュールやアクセスなどについて紹介がありました。西日本からは羽田で乗り継ぎがあるなど、負担が大きいことが懸念されましたが、空港から市内へは無料送迎があり、ホテルから大会会場は徒歩圏内であることなど、現地における移動の負担が少ないことや、観光においては、必要があれば秋田県内各地のツアー設定や手配も実行委員会で行うなど、「まごころでお手伝いいたします」と秋田県大会をアピールしました。
 その後、式典会場や宿泊ホテル、懇親会場などを視察しました。