平成28年度全青連山口県研修会及び懇親会
「河豚のすべて」をテーマに、
ゆかりの歴史的スポットも訪問

 全青連山口県研修会及び懇親会が、平成28年11月8日(火)・9日(水)に山口県下関市で開催されました。
 今回の研修会のテーマは「河豚のすべて」。8日の午後2時半から4時まで、下関市の南風泊市場(はえどまりいちば)で河豚の仲卸をする創業80余年の老舗「天白ひらこし」において@DVDによるセリ場放映A袋セリの解説と講習Bとらふく身欠きと調理実習を行いました。袋セリ≠ニは、仲買人と買い手が他者から見えないように服の袖から下を互いに筒状の布袋に入れ、仲介業者の指を買い手が握ることで値段をつける取引のこと。現在このやり方のセリを見られるのは、この南風泊市場だけです。
 ホテルにチェックインした後、源平合戦に敗れ壇ノ浦に散った安徳天皇にゆかりのあるパワースポットの赤間神社に参拝。続いて日清講和記念館を見学し記念撮影をしました。
 宿泊のホテルは春帆楼下関本店。初代総理大臣伊藤博文公はじめ、明治維新の志士たちの拠り所となり、日清講和条約締結の会場となった場所。そして、伊藤博文公により河豚公認一号店となった所でもあります。
 春帆楼下関本店の鳳凰の間で、午後6時から8時20分まで、情報交換会と親睦会が開かれました。永田憲男山口県理事長をはじめ、ご来賓の中尾友昭下関市長の挨拶の後、各県の活動報告や歓談などがなごやかに行われました。
 翌日は青函トンネルを通って福岡県北九州市門司区の門司港レトロへ。外国との貿易で栄えた時代の建物が残り、大正レトロ調に整備された街並みは、国土交通省の都市景観100選を受賞。エキゾチックな雰囲気を楽しめます。正午前には関門海峡を望む海沿いにあるカモンワーフに到着。本場下関のふぐやお寿司などが食べられる飲食店などがたくさんあり、美しい景観を眺めながらの食事を堪能。昼食後に自由解散となりました。