東京からレポート
●東京都飲食業生活衛生同業組合
増加する訪日外国人客に対応するための
マニュアル策定
外国人観光客対応マニュアル 食事のマナーなどを紹介したパンフレット 2015年度に2,000万人を超えた訪日外国人旅行者。政府は東京五輪が開催される2020年には3,000万人を目指すと目標を上方修正しました。
東京都組合では、こうした動きに対応するために、外国人客向けに食事のマナーなどを紹介したパンフレットと経営者向けに外国人観光客対応マニュアルを作成して配布しました。
パンフレットでは、日本式の「お通し」やお座敷や小上がりでは靴を脱ぐことなどの独特の文化を紹介。また、一人に対してワンフードやワンドリンクを注文すること、外から食べ物を持ち込まない、大声でしゃべらない、喫煙ルールを守ることなど守って欲しいマナーについて紹介しています。
経営者向けマニュアルでは、宗教と食のタブー、店舗内外への表示やメニュー表示のポイント、トラブル対応などを紹介しています。
組合では、増加する訪日客に日本での滞在をより楽しんでもらうために、これらを使ってサービス向上に努めていくということです。