年 頭 挨 拶
JASRAC
一般社団法人
日本音楽著作権協会
理事長 菅原 瑞夫謹んで新春のお慶びを申し上げます。
貴連合会は、カラオケの管理開始を機に1986年に初めて業務協定の締結をいただいて以来、今日まで長きにわたりJASRACの業務に多大なご協力をいただいております。
貴連合会ならびに組合員の皆様の長年の音楽文化への貢献とJASRACへのご協力に対して、あらためて深く感謝申し上げる次第です。
昨年、東日本大震災の復興支援策「こころ音(ね)プロジェクト」の基金について、その一部を岩手県釜石市の市民ホールの建設費用に寄付いたしました。この基金は、皆様がカラオケなどでJASRACの会員・信託者(作詞者・作曲者・音楽出版者)が指定した作品を歌われたときの著作物使用料を原資としています。震災から5年を迎えようとしていますが、未だ復興の道半ばと聞きます。これからも音楽ユーザーと権利者の善意を結びつける同プロジェクトを息長く継続し、被災地への支援を行っていきたいと思っております。
また、JASRACも音楽ユーザーと権利者を繋ぐ窓口として、それぞれの利便性やサービスの向上に努め、皆様に愛される音楽がこれからも数多く生み出されるよう、引き続き、公平・公正な管理を基本にして、たゆまず、ひたむきに、著作権管理事業に取り組んでまいりますので、一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして、さらなるご繁栄とご発展の年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。