アサヒグループ
ホールディングス株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
泉谷 直木

食の感動(おいしさ・喜び・新しさ)を
通じて、信頼される
企業グループを目指す

 昨年より、日本経済におきましては、企業収益の改善による設備投資増加の動きや、雇用・所得環境の改善傾向が続き、緩やかに回復へと向かっています。「六重苦」とも言われた事業環境も、過度な円高の是正、TPP交渉の妥結や法人税の減税など、この3年間で大きく改善してきています。
 一方でアジアを中心とする新興国経済の不透明感は増し、日本の景気に影響を与えるリスクがあり、引き続き注視していく必要があります。
 政府は新三本の矢を策定し、次なる成長戦略を推し進めていますが、企業がそれぞれの成長戦略を実行していくことが、その実現には不可欠であります。
 そうした中、私たちアサヒグループでは、「食の感動(おいしさ・喜び・新しさ)を通じて、世界で信頼される企業グループを目指す」という長期ビジョン2020”のもと、成長に向けた取り組みを進めてまいりました。2016年も成長を持続させていく為、自らの強みを更に伸ばすと同時に、イノベーションの創出により競争力を高め、企業価値を向上させていきたいと考えています。
 世界は大きく変化しており、そのスピードは加速していますが、変革の時代にこそ、チャンスはあると考えています。アサヒグループも日本経済の好循環の実現に向け、これまで以上に業務に邁進していく所存でございます。

※概要を抜粋して掲載しています