第32回全青連通常総会
全国組織ならではのネットワークを生かす

温泉と名物で心のこもったおもてなし
 平成27年6月23日に、福島市のザ・セレクトン福島にて第32回全青連通常総会が行われました。
 冒頭、開催組合代表として川又栄三全青連幹事(福島県)より「福島県は東日本大震災で大変な痛手を受けました。放射能の除染作業が各地で行われ、かつてのような生活は戻っていません。飲食店を取り巻く環境も厳しい状況にありますが、自分たちも全青連の仲間として、皆さんと交流を深め良い関係を築いていきたい。
 福島市は人口28万5千人の果実王国で、この季節は佐藤錦に代表されるさくらんぼが有名です。ここから北へ約12キロのところに飯坂温泉があり、懇親会では福島名物の円盤餃子や福島の香りという原蕎麦を使った手打そばやおいしい地酒を用意していますので、楽しみにしていてください」と、歓迎の挨拶がありました。
 続いて「全国規模の大きな組織で、これだけのメンバーが揃っているので、お互いに情報交換や紹介し合えるところは融通し合うなど、この組織力を大いに生かした関係を築いていきましょう」と齊藤光哉会長の挨拶がありました。

秋に石川県で研修事業
 第1号議案「平成26年度事業報告の件」では、鈴木眞澄全青連副会長(秋田県)より平成26年6月11日の全国大会での販売事業としてビールを中心とした酒類を販売し、約16万円の売上があったことが報告されました。また、平成27年3月24日・25日に群馬県高崎市で行われた「全青連群馬県研修会」について、深澤龍一群馬県青年部副部会長より42名の参加に対し感謝の言葉がありました。
 第3号議案「平成27年度事業計画(案)の件」では、中谷泰全青連常任幹事(山口県)より、視察研修講演会事業(全青連研修事業)として、9月23日・24日に石川県の和倉温泉・加賀屋にて研修会が実施される旨が伝えられました。北陸新幹線開業を機に観光をはじめ地域産業の活性化や産業誘致などビジネス戦略が積極的に展開されている石川県の現地の様子を肌で感じる機会として期待されます。また、全国福島県大会でも昨年に引き続き大会販売事業として、酒類販売の実施が報告されました。
 予定された議事の審議が全て終了し、岩本和也全青連副会長(兵庫県)より「慎重審議をありがとうございました。これから一年間、各々の商売を発展させながら、全国の同志と連携を密に取り合い全国飲食業組合の名に恥じないような執行部の態勢を整えていきます」と閉会の挨拶がありました。

「電解水素水整水器」販売事業の説明会
 その後休憩をはさんで、鞄本トリムの「電解水素水整水器」販売事業の説明会が行われました。平成26年度の全青連事業収益として22件の販売紹介料が報告されています。全飲連でも推奨していく方針です。
 終了後、出席者は親睦会へと会場を後にしました。

 
  福島県大会 青年部による酒類販売