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モスバーガーのシニア店員
「モスジーバー」の魅力

 モスバーガー五反田東店では在籍するアルバイトの2割、約10人が60歳以上。彼らは親しみを込めて「モスジーバー」と呼ばれているそうです。時間に余裕のある人が多く、シフトは早朝・深夜に組むケースが多く、「おじいちゃんやおばあちゃんの笑顔はマニュアルにない温かみが感じられる」と評判も上々。雇用者も「高齢者の方々は無遅刻無欠勤で真面目に働いてくれるし、お客様の反応も良い。若い世代が中心の客層でしたが、同世代の方が働く姿に安心感があるためか、高齢者のお客様が増えるという相乗効果もあります」と話しています。日本マクドナルドも60歳以上を「シニアクルー」として採用しています。
 日本の65歳以上の人口は、昨年9月時点で3186万人、総人口の25%を占め、今や4人に1人が65歳以上という時代になりました。体も元気でまだまだ働きたいという気持ちを持つ人が多く、生きがいや経済的な理由から、生涯現役を希望する高齢者が増加しており、少子化による労働力不足の解消にもつながりそうです。(11月14日号の週刊ポストから)