平成23年度 第2回理事会 震災復興、飲食業界の発展へ向けて、志をひとつに
被災県に対する支援活動の継続を決定平成23年度第2回理事会が、昨年12月6日に東京晴海のホテルマリナーズコート東京にて開催されました。加藤会長の挨拶に続いて、以下の議事について協議されました。その内容をご紹介します。
■第1号議案/平成23年度ブロック委員会報告の件(小城専務理事並びに各ブロック長)ブロック別に委員会での提案事項が紹介されました。(※詳細は後述)
■第2号議案/平成23年度収支中間決算報告の件(柳川財務委員長・園田事務局長)
■第3号議案/創立50周年記念東京大会の件(宍道大会委員長・市野実行委員長・宇都野常務理事〈東京〉)50周年を記念する大会を契機に、飲食業界の活性と日本の震災復興を願って組織のまとまりを盛大にPRする大会にしたいので、できる限り多くの皆様に参加してほしいとの要請がありました。
■第4号議案/東日本大震災義援金報告について(石川総務委員長・園田事務局長)3千3百万を超える義援金が集まり、岩手・福島・千葉県に対して送金されました。また、震災に伴う全飲連事務所の修繕費や、支援事業として被災者へ配布した包丁セットの料金、免除された組合費についても義援金より支出されたことが説明され、承認されました。また、甚大な台風被害で苦しむ和歌山県に対しても、後日、送金されることが発表されました。
■第5号議案/義援金箱配布事業について(森川事業委員長)東日本大震災の金銭支援を目的として、来店客に協力を求める「10円募金運動」について説明と協力依頼がありました。今後2年間継続し、定期的に集まった義援金を被災地へ送金する予定です。第50回の全国大会にて最初の贈呈式を行う予定です。
■第6号議案/第51回全国大会開催地決定の件について(宍道大会委員長)第51回の全国大会に関して、宮崎県で開催したいとの説明があり、承認されました。宮崎県の代口理事長からは「誰もが気軽に参加できるよう、参加費を安く設定してコンパクトな大会が運営できるよう準備に取り組みたい」と意気込みが語られました。
■第7号議案/その他(小城専務)第3回理事会は平成24年3月15日(木)に群馬県高崎市で開催すること、平成24年度の生衛業の予算に関しては、事業仕分け以前(平成22年度)と同程度が確保できる見通しであると報告されました。加えて、今後議論される消費税の引き上げ問題に関しては、業界として非課税もしくは現行の税率を維持できるよう依頼していくとのことです。
理事会終了後、同会場にて懇親会が開かれました。久しぶりの再会で親睦を深めるとともに、各地域の問題点や飲食業界の今後など、全飲連を取り巻く問題に対して積極的な意見・情報交換が行われました。理事会同様、非常に有意義な時間となりました。ブロック別の提案事項
●近畿ブロック/@全飲連カードの利用価値の向上について(クレジット機能付加等)A受動喫煙防止対策(分煙問題)における対応について
●北海道・東北ブロック/@全国からの義援金に対する御礼A政府の震災復興へ向けた支援事業の弾力化について
●中・四国ブロック/@組合加入推進と脱会阻止策についてA組合員営業経営の活性化策について
●関東・甲信越ブロック/業界問題研究員会(仮称)の設置についてA全国大会の見直しについて(開催内容、ブロック開催制、経費等)B標準営業約款事業の加入促進について
●九州ブロック/@全飲連まつりのあり方についてA交際費課税の撤廃についてB日本政策金融公庫職員の生活衛生営業に係る教育についてC消費税率引き上げと総額表示の反対についてD組合加入の義務化E標準営業約款事業の加入促進についてF組合員減少対策についての取り組みについてG生活衛生融資制度の条件緩和について(返済猶予等)Hカラオケ使用料徴収の公平化I全飲連共済と食品衛生協会共済メリット比較についてJクレジット加盟店手数料率の業界全体の引き下げについてK東日本大震災被災者への有効な支援策についてL北海道における全国大会開催誘致を求める
●東海・北陸ブロック/@組合加入促進事項等を振興計画策定時における反映についてA全飲連カードの利用促進についてB組合加入促進についてC全飲連ニュースの紙面変更についてD組合管理保有データのバックアップシステムについてEブロック委員会の有効活用のための、講習会事業の是非について