組合組織の発展と業界の振興

逆境に負けず、より強固な組織づくりを
 

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 全飲連会長 2012年 新春挨拶

 

 全国飲食業生活衛生同業組合連合会
 会長   加 藤  隆

 新春を迎え謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
 平素より全飲連の運営に対しまして、組合員の皆様方には格別なご理解とご支援をいただき、心から御礼申し上げます。
 なお、多年にわたり組合運営にご尽力されました組合関係各位に対しまして、深く敬意を表します。
 昨年は東日本大震災や台風による集中豪雨など、自然災害が多い一年でございました。組合関係者をはじめとする被災されました多くの方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をご祈念いたします。
 組合員の皆様より多額の義援金を頂戴し、被災地組合員の方々へ届けることができましたことに対しましても、改めて感謝と御礼を申し上げます。
 震災後、自粛ムードや風評被害などによる外食の減少など、飲食業界にも多大なる影響が現れました。しかし、このような逆風の中でも、我々は我々の仕事を守り抜いていかなければなりません。飲食業は日本経済の中で大きなウエイトを占め、国民の食生活を支えているという誇りを持ち、更なる発展を目指していくことが重要です。全飲連といたしましても、組合組織の発展と業界の振興、安心・安全な食の提供を基軸に組合員の経営の安定を図るべく最大限努力をしていきます。
 さて、本年は全飲連創立50周年の年次にあたり、来る5月30日、「全飲連創立50周年記念東京都大会」が東京国際フォーラムで挙行されます。主管である東京都組合の市野理事長をはじめ、役職員の皆様方が日夜その準備に奔走されております。全飲連といたしましても、この創立50周年を契機とし、決意を新たに山積する諸問題解決に邁進する所存でございます。どうか、多くの皆様にご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
 昨年秋の叙勲では、全飲連の副会長を務めます、石川東功氏が公衆衛生に努めた功績が認められ、旭日小綬章叙勲受章という大変明るいニュースもございました。厳しい時代こそ、組合組織が一層結束し、更なる飛躍を遂げることを切望しております。
 本年も、全飲連に対しまして引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご祝詞とさせていただきます。