平成21年度第3回理事会開催 加藤隆会長の再選を内定
継続して全飲連事業の推進を図る全飲連平成21年度第3回理事会が3月26日、都内のホテルマリーナーズコート東京において開催されました。理事会では平成22年度事業計画案、平成22年度収支予算案、平成22年度第一回理事会・総会開催日程及び場所の件が提案され、活発な意見が交わされた後に、満場一致で承認されました。(事業の詳細については下記参照)
飲食業界を取り巻く環境は依然厳しく、個人所得の伸び悩みによる消費の低迷、原材料価格の上昇など様々な要因により苦しい経営を強いられています。
このような厳しい経営環境を踏まえ、当連合会は飲食業の振興と安定した発展を図るため直面する様々な問題解決に向けて関係方面に対し積極的な働きかけを行い、平成22年度も様々な活動に取り組んでいく方針を掲げました。
「食の安全」や「健康志向」に対する消費者の信頼を得るために、平成15年度より取り組んできた受動喫煙防止対策は、一層の促進に向けた取り組みを行っていきます。
本年7月より実施される米のトレーサビリティ法の施行により、米の仕入れ伝票の3年間保管義務や平成23年10月よりの全ての流通段階の表示義務に向けて準備を進めていきます。
近年の飲酒運転根絶を業界の立場で推進する必要性からも、ハンドルキーパー運動の地域による促進、また「外食における原産地表示のガイドライン」に基づく対応も引き続き、全国ブロック委員会等を通じて積極的に推進していく方向です。
音楽著作権法によるカラオケ音楽著作権使用料に関しては、各都道府県組合における業務協定が本年も更改され音楽著作権協会と更なる連携を図っていきます。
全飲連がその組織力を生かすとともに、組合員が全飲連の一員であることの利益を増大させるために、引き続き未組織県への設立対策を講じます。さらに全飲連カードの発行事業については、今後もカードの付加価値をあげるための各種サービスの提供等、今年も全国各都道府の加入を目標に組織強化を図っていくことが確認されました。
また、理事会では平成22年度の全飲連の活動の指針となる第48回大分県大会スローガンと大会宣言についても審議され、総務委員長から趣旨説明が行われ決定されました。
さらに、6月の全飲連全国大分県大会で改選を迎える会長人事については、出席理事全員が加藤隆会長の再選に賛同し、6月8日に大分で開催される全飲連総会、理事会において推挙を図り、正式に選任することになりました。なお、小城哲郎専務理事についても続投を内定しました。