全飲連設立の精神を再確認し組織の再生を図る 平成20年度第3回理事会開催 全飲連平成20年度第3回理事会が3月27日、都内のホテルマリナーズコート東京において開催されました。理事会では平成21年度事業計画案、平成21年度収支予算案、平成21年度第1回理事会・総会開催日程及び場所の件が提案され、活発な論議がかわされた後に満場一致で承認されました。(事業は詳細については別枠記載)
理事会で加藤隆会長は、厳しい経済状況や食に関わる様々な社会問題、飲食業界に課せられた多くの課題、そして全飲連と全国の組合が抱える組合員の減少に対処していくためには、まずは全飲連の成り立ちを再確認し、全飲連の役員をはじめ全国の組合員全員が共通の認識を持つことが大事であると呼びかけました。その上で組合の果たすべき役割を明確にして、組合の再生と活性化を図っていくために、21年度もさまざまな活動に取り組んでいく方針を掲げました。
21年度も消費者の「食の安全」や「健康志向」に対する信頼を得るために原産地表示の実施や栄養成分表示、受動喫煙防止対策、食品リサイクル、省エネ対策等は継続して取り組んでいきます。一般飲食業標準営業約款制度の登録推進は、これらの課題を集約したものだといえるので、標準営業約款制度の登録促進については地域において説明会等を積極的に実施していきます。
また、全飲連がその組織力を生かすとともに、組合員が全飲連の一員であることの利益を増大させるために、昨年度に引き続き未組織県である宮城、茨城、山梨、滋賀、徳島、高知への設立対策を講じます。さらに、全飲連カードの発行事業については、今後もカードに付加価値を与えるための各種サービスの提供等、本年度も全国各都道府県組合員の加入を目標に加入促進を図っていくことで組合の組織強化を図っていくことが確認されました。
理事会では平成21年度の全飲連の活動の指針となる第47回静岡県大会スローガンと大会宣言についても審議され、総務委員長から趣旨説明が行なわれ決定されました。(大会スローガンは別枠に掲載)