新 春 会 長 あ い さ つ
生衛法施行50周年、節目の年に業界活性化を
全国生活衛生同業組合中央会 理事長
全国飲食業生活衛生同業組合連合会 会長
田 中 清 三新春を迎え謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
旧年中は組会運営にご尽力されました組合関係各位に対しまして深く敬意と感謝を申し上げます。
さて、日本経済の長期低迷も昨年来の経済月例報告では景気の回復とのことでありますが、飲食業界を取り巻く経営環境は依然厳しいものであります。
特に、昨年からの飲酒運転等による社会問題において飲食業界に対する社会的責任も問われる中で、消費者に対しての撲滅対策にも各地域において積極的に推進していただきました。
一方では、このための経営に支障をきたしている多くの組合員の方がおられることも充分に把握しつつも、業界の立場として消費者等の飲酒運転に対するモラルの徹底に努めなければなりません。全飲連といたしましてもあらゆる見地に立ち、引き続き対策を講じているところでございます。
昨年は、はからずも全国生活衛生同業組合中央会理事長に就任をいたしました。これも偏に平素の皆様方からのご支援の賜と深く感謝いたしております。今後は飲食業のみならず生衛業全体の見地に立ち業界の振興と活性化を目指し努力する所存でございます。
また一昨年来、政府における政策金融改革においては生活衛生融資制度の存続が危ぶまれ、全国的に生衛業あげてその存続運動に取り組んで参り、地域におかれましても陳情運動等にご尽力いただき、一応の成果をあげられましたことこの場をお借りし厚く御礼申しあげます。
本年は昭和32年施行されました生衛法施行50周年の節目にあたり、各組合におかれましても創立周年の慶事も挙行されることとお聞きしております。心からお祝い申し上げる次第でございます。全飲連といたしましても創立45周年の年次にあたり、来る6月13日開催いたします第45回全国京都府大会におきましても、開催組合では高木理事長が中心となり目下日夜わかたず準備に奔走されております。全国各地よりお一人でも多くのご参加を心からお待ちいたしております。
本年も全飲連に対しまして引き続きご支援、ご協力賜りますようお願い申し上げ、皆様方の本年のご健勝ご隆盛を心から祈念申し上げ新年のごあいさつといたします。