ZENINREN DATA  FILE

全 飲 連 デ ー タ フ ァ イ ル
飲食店の衛生管理に対する消費者の意識調査

Q1.あなたは、よく行く飲食店で出される料理や、従業員の衛生管理等が気になることがありますか。

 まず、衛生管理が気になるかという設問については、「気になる」と答えた人は全体の86%と高い割合であった。
 また、男女別に見てみたが同じ割合であった。

 

Q2.飲食店が不衛生と感じた場合、その店への利用回数はどのように変わりますか。

 

 次に、飲食店が不衛生と感じた場合、その店への来店回数はどのように変わるか聞いてみた。「あまり行かなくなる」が55%と過半数を超えた。次が「もう行かない」で27%、「気に入っていれば今までどおり行く」は16%、その他は2%であった。
 その他では、「お店に店内の清潔感や清掃に心がけたほうがいいと言う」「そのときはもう来ないと思ってもまた忘れて来てしまう」などがあった。
 また、男女別に見てみると、男性では、「もう行かない」が12%なのに対し女性は31%、「今までどおり」は男性が35%なのに対し女性は11%と、不衛生であることに対し女性は厳しい意見であるということがわかった。

 

※飲食店の衛生管理に対する消費者の意識調査の調査方法

(1)調査の概要
飲食店における衛生管理について、消費者の認識を調査した。
(2)調査方法
群馬県をサンプル県として、消費者団体7団体にアンケート調査 協力を依頼。調査用紙の配布方法は、各団体に50部ずつ(1団体は 100部)計400部を配布し、会員に回答を求めた。回収については 団体に一任し、団体ごとにまとめて郵送してもらった。
(3)調査時期
平成17年11月24日〜12月20日
(4)有効回答数について
400部を配布し各団体の積極的なご協力により、370を有効回答 として回収。回答者の属性は以下の通り。会の男女構成に偏りが あるため、アンケートの性別区分にも偏りが出た。
(5)調査項目
1. 消費者の衛生管理に対する認識について
2. 安全・衛生管理手法「HACCP(ハサップ)」の認識度について
3. 飲食店で「不衛生」と感じた場合の利用度 の変化について