テーマは「食育」 服部栄養専門学校学園祭 11月12日(土)13日(日)の2日間、服部栄養専門学校の学園祭が「食育:地球健康時代への警鐘14 海・空の夢、大地の愛、限りない自然と生きる」をテーマに開催されました。
料理の鉄人から業界人などの、現代社会をリードしている方々による、食育をテーマとした料理講習会とトークショーなど数々のプログラムが組まれ、学園祭の域を超えて「食育の博覧会」とも呼べる内容でした。
その一部を紹介すると、望月完次郎氏(帝国ホテル)の「ショコラの魔術」、加藤謙一氏(東京吉兆)の「日本料理の神髄」、服部幸應校長の「食育のすすめ」、山本益博氏(料理評論家)の「作る情熱・食べる情熱」生島ヒロシ氏(キャスター)の「心と体と財布の健康」など多彩でした。
「もったいない」をテーマに展示・模擬店学園内は「もったいない」をテーマに展示・模擬店が数多く出店されました。
服部学園は次のようなメッセージを来場者にしていました。「もったいないは、遠い昔から私たち日本人の心に根ざした言葉です。暮らしをささえるモノや食べ物、そして限られた資源やエネルギーに恩恵を感じる心がこの言葉に込められ、私たちに受け継がれてきたのです。しかし、今の日本は、積み重ねられてきた伝統や文化が継承されず忘れさられようとしています。いまここで、若者たちのパワーと才能が先人たちの知恵を糧として、食育を通じて、コラボレイトすること、一人ひとりが「もったいない」の精神をしっかりと継承し、まずできることから始める。その一歩から、何かが変わるはずです。食育≠サの言葉は、環境からの生活文化としての、日本の価値、さらに新たな方向や目標、そして夢を作り上げるHATTORIのマニフェストです。」
このメッセージをしっかりと表現する内容の展示が、若い学園の食育のアーティストたちにより、さまざまな舞台で繰り広げられていました。
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