【夏の風物詩「ビアガーデン」に関する意識調査】
キリンお酒と生活文化研究所レポート

行ってみたいビアガーデンは
「とにかくビールが冷えていておいしい」こと!
関心の高い世代は20代!

 キリンビール鰍フお酒と生活文化研究所では、昨年に引き続き「ビアガーデン」に関する意識についてインターネット調査を実施し、7832名の有効回答を得た。
 これによると9割以上が今年も行くだろうと回答し、季節の風物詩として定着していることが分かる。誰と行くかについては、友人や家族などプライベート(76%)が主流。昨年と比較すると会社の同僚などの仕事関係(53%、対前年プラス6%)という回答が増えている。ビールの量は3杯と答えた人が最も多く、男女の差があまりないことが特徴のようだ。
 行ってみたいビアガーデンは「とにかくビールが冷えていておいしい」(68%)に続いて、「緑に囲まれ自然が感じられるビアガーデン」(49%)、アウトドアな雰囲気で自然を感じながらビールを楽しみたいという意見も多い。
 料理への関心も高く、枝豆や冷奴などの定番料理以外に洋風メニューや焼肉、バーベキューなどのアウトドアメニューも昨年に比べ人気が高まっており、ビアガーデンに対するニーズは多様化していることがうかがえる。
 ビアガーデンに行きたくなる時を聞いたところ、「おいしい生ビールが飲みたい時」(69%)、「30℃を超える真夏日」(60%)が多く、暑い夏には生ビールというイメージの一方で、20代では「ビアガーデンがオープンする季節とともに」行きたいという回答も4割あり、若者にとっては夏の到来を告げるイベント的な要素もあるようだ。
 予算については、20代が平均3900円で最も高いという結果が出た。これまで同研究所で実施した「職場とお酒」や「忘年会」に関する調査では、若年層ほど低予算だったが、ビアガーデンに関しては、20代の期待が高いことが分かる。
 ビアガーデンに「必ず行くつもり」という超積極派も20代が最も高く、今回の調査から20代のビアガーデンに対する関心の高さがうかがえる。