全女連創立10周年
広島で記念大会、盛大に開催
全国から約200名が参加7月27日、リーガロイヤルホテル広島で「全女連創立10周年記念広島大会」が開催され、全国から約200名が集まりました。
全女連は平成6年に「飲食業を取り巻く消費者ニーズの多様化に伴い、より質の高い多様なサービスの提供が求められる社会状況の変化を受け、女性の進出は不可欠となり女性のきめ細やかなアイデアを結集させ、飲食業界に新風、刺激を与え振興を図ること」を趣旨として創立し、これまでに女性の視点に立った業界活性化のために尽力してきました。
第一部式典では、木村美智江会長より「この10年間で14都道府県に女性部が設立されました。10年を節目に、今まで以上に活発な全女連活動をしていきたい」とあいさつ、会場から大きな拍手が沸き起こりました。また、真藤和典広島県理事長が歓迎のあいさつとともに「女性部の10年にわたる組織の充実と発展は青年部とともに今後も必要不可欠である」と述べ、来賓として出席した全飲連・田中清三会長も「平成6年の広島県大会で女性部が発足し、10年を経て同じ広島で記念大会ができたことは木村会長を中心とする役員の努力の賜物。これからも全飲連と共にますます全女連が発展していって欲しい」と、期待を込めたメッセージをいただきました。
第二部では、コンサルタントとして第一線で活躍する株式会社日本コンサルタントグループの今泉真木子先生を講師に迎え、『サービスマインドアップ講座〜感動のサービスはもてなしの心から〜』をテーマに記念講演会が開催されました。講演では、「おもてなし」や「心遣い」はサービスの本質。いかに心に残るサービスを提供できるか、良質なサービスを実現するために不可欠なものは何か、といったことを分かりやすい内容でお話しいただきました。女性の視点からの顧客サービスや心を込めたもてなしの大切さなどの具体的なお話に、参加者はメモを取るなど熱心に聞き入っていました。
第三部の懇親会は、地元で活躍する女性だけによる和鼓の演奏で華々しく開幕。藤田雄山広島県知事が歓迎のあいさつを述べ、地元選出国会議員や県議会議員の来賓の皆様より祝辞をいただきました。宴席では広島県の組合員が手厚くもてなし、参加者は心ゆくまで楽しみました。
翌日のエクスカーションでは、原爆ドームや平和公園を散策したあと、元安橋桟橋から平和遺産航路の船で川を下り安芸の宮島で厳島神社を参拝。10周年記念大会にふさわしい思い出が詰まった事業となりました。