受動喫煙対策シリーズ2
「美味しい店」であることも大切ですが、健康被害を受けない
「安心して過ごせる店」であることが更に重要です。
三重県桑名市の「受動喫煙ゼロのお店」認証シール表示
三重県の桑名保健福祉部では、平成13年度からヘルシーピープル三重・21健康づくり事業の一環として「たばこ対策」に重点的に取り組んでいます。5月1日に健康増進法が施行され、飲食店など多くの人が集まる場所での「受動喫煙の防止」が法律で努力義務とされたのを契機に、三重県食品衛生協会桑員支部と協力して飲食店の禁煙・分煙認証制度をスタートさせました。
第一号店は、イタリアンレストラン『ファル・ファーレ』で、三重県食品衛生協会桑員支部長名で11月12日に認証シールが交付されました。以後、順次認証シールの審査・交付を行っていくとのことです。
認証の条件は、店内終日禁煙のお店。店内終日完全分煙のお店で、喫煙室と禁煙室を設け、喫煙室からそれ以外のスペース(入り口、レジ、トイレなど)にたばこの煙が漏れない。喫煙スペースと禁煙スペースが分かれており、禁煙スペースにたばこの煙が流れないことが必要です。分煙の取り組みをしていても、分煙が不完全な場合は認証されません。
このような、「受動喫煙の防止」のための、認証制度や登録制度あるいは、分煙表示の取り組みは全国各地で実施の動きがみられます。