全飲連創立40周年記念大会
都道府県代表者、青年部、女性部会議を開催大会を前に和やかな交流と活発な議論
全飲連創立40周年記念全国福岡県大会の前日、福岡県二日市温泉の大丸別荘において、都道府県代表者、青年部、女性部の三つの会議が開催されました。
会議の開かれた二日市温泉の大丸別荘は福岡市の奥座敷と言われ、伝統的かつ斬新な日本旅館の情緒のある、まさに福岡市の迎賓館的と呼べる旅館です。日本の伝統美に細部まで徹底的にこだわった建築とおよそ6,000坪の日本庭園の素晴らしさに参加者は魅惑されていました。
会議では翌日の大会を前に和やかな雰囲気の中で、40周年の記念大会を迎えるに相応しい活発な議論と交流おこなわれ、全飲連の「和と団結」を象徴するものでした。都道府県代表者会議
田中会長より各県理事長に記念バッチを贈呈
今年度は理事会、総代会が役員改選期にあたり5月に開催されたため、大会前日の理事会は開催されず、各県理事長による都道府県代表者会議が開催されました。
会議は川添俊明福岡県理事長（大会実行委員長）が「明日は第40回という記念すべき大会が開催されます。皆様方のお力で大会が成功いたしますようご支援ご協力をお願いしたい」との挨拶。
続いて田中清三会長が創立40年記念大会を迎えることができた喜びと新たな決意が込められた挨拶をおこないました。
会議では、小城哲郎専務理事が出席者を紹介の後、大会スケジュールと記念大会式典の概要が報告され審議がおこなわれました。
今大会は全飲連の40周年を記念する大会ということで、大会参加者全員に記念の銀バッチが、20回以上の大会参加者には金バッチが贈られました。会議の中で田中会長から各県理事長一人ひとりに感謝を込めて贈呈されました。
また、この日の会議には、板垣重信（青森）、山田輝夫（千葉）、緒方（新潟）、日向義忠（長崎）、黒川雅夫（鹿児島）、深瀬俊夫（大分）の6人の新理事長が参加しました。第19回全青連通常総会
新会長に福島英一（埼玉県）を選出
総会に先立って、全青連の全国大会事業であるウェルカムドリンクにご協力をいただいたアサヒビール（株）福岡支社長・畑本氏からごあいさつをいただきました。引き続いて田中清三会長と川添俊明理事長が訪れ、激励をおこないました。また、田中会長から亀岡育男全青連会長（大阪府）は、40周年記念金バッジが贈られました。次に、岸田耕治相談役（兵庫県）と小森吉雄相談役（富山県）に亀岡会長から感謝状が贈られました。
総会に入り、亀岡会長は「ＢＳＥ問題や偽装表示事件など食への安心が問われています。私たちはプロフェッショナルとして真剣に食材を扱っていかなければなりません。また、食品に対する消費の流れが企業中心から家庭中心に変わりつつあり、その波にどのように乗るかが重要。この全青連の会議をチャンスと捉えていただきそれぞれの情報を収集、発信してください。」とあいさつ。
総会では、平成13年度事業報告され、併せて収支決算報告についても承認されました。
平成14年度は、主な事業として全青連創立20周年記念事業が計画されています。また、新たに長野県青年部が新規加入し、28組合となりました。研修会は11月6日、7日に石川県で開催予定となっており、森澤雪男常任幹事（石川県）は「石川県青年部の取り組みを知っていただくのと同時に、工業製品のモノづくり現場を通して食づくり学んでいただく講演会、石川の食文化など、さまざまな内容で考えております。」と話しました。
来年度は、全青連創立20周年のため、研修会事業を記念事業とすることが検討されています。群馬県から研修事業開催の申し出があるため、実行委員会を立ち上げて今後検討していくことになりました。
続いておこなわれた役員改選では、会長に福島英一氏（埼玉県）、副会長に星川正氏（香川県）、橋本邦芳氏（長崎県）、田中強氏（秋田県）、高見浩氏（京都府）が決定しました。全女連第八回通常総会
大会でＴシャツを販売、全女連初の単独事業を実施
総会は方山信子副会長（兵庫県）が開会を宣言。開催県福岡県・杉元部長の歓迎の挨拶に続き、全飲連・田中清三会長が女性部のますますの活躍を期待する挨拶をおこない、川添俊明大会実行委員長が40周年記念大会の成功に向けての協力のお礼を述べました。
続いて木村美智江全女連会長（広島県）が「第8回を迎える今回の総会に50名を超える大勢の参加をいただき感激しております」と挨拶。
その後、木村会長が議長となり、平成13年度事業報告、平成13年度収支決算報告、平成14年度事業計画案、平成14年収支予算案などの議案が審議、承認されました。
議事の後、全女連単独の初の事業である『大会記念Ｔシャツ製作販売』については活発な意見交換が交わされ、福岡大会での製作販売を実験的試みとして取り組み、今後も継続していくことが確認されました。