I N F O R M A T I O N
JASRAC 13年度もカラオケ管理重点に
JASRACは、2月に開いた通常評議会において、平成13年度事業計画書・収支予算書を承認。13年度においても引き続き、効率的なカラオケ管理の推進を重点項目に盛り込んでいます。
徴収関係については、カラオケ演奏をはじめとする演奏権全般の業務を強力に推進し、カラオケ演奏については、引き続き重点事業として適法利用率の低い地域を中心に、集中的な契約督促業務と、これに連携した広報活動を行うなど、効果的な施策を講じる内容となっています。
また、利用関係団体に対しては、無許諾利用店の解消をはかるための協定をより適正に履行するよう働きかけるほか、近年近年減少傾向が続いている、社交場生演奏等の徴収額と適法利用率の向上のため、市場の実態の再検証など行われます。法的措置については、無許諾利用の社交場(カラオケ、生演奏等)やカラオケ歌唱室などに対して、管理の公平性を維持し、適法利用率の一層の向上を図るため、継続して実施。また、平成12年度から利用者団体との協議を行っている演奏等の使用料規定の改正については、早期の実現に向けてさらに協議を進める予定。
13年度の演奏等の徴収目標額のうち、カラオケは160億8千292万1千円(前年度対比101.9%)、社交場は24億1千384万4千円(同99.2%)となっています。
リサイクル法4月スタート
エアコン、冷蔵庫など4品目対象
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が四月一日から施行されました。これは、消費者、家電小売店、家電メーカーがそれぞれの役割を果たしながら、家電品をリサイクルして廃棄物を減量、資源を有効に利用する法律です。
これまで家電品は、小売店での引き取りまたは市町村の廃棄物として処理されていましたが、四 月からは小売店などに引き渡した後、製造メーカーに運ばれリサイクルされます。
対象となる家電品は、エアコン、テレビ(ブラウン管式)、電気冷蔵庫、電気洗濯機の四品目です。引き取ってもらう小売店は、過去にその製品を購入または同じ種類の製品を買おうとしている小売店となっています。
引き取りで消費者が負担する料金は、「小売店の収集・運搬料金」+「メーカーのリサイクル料金」。収集・運搬料金は小売店から示されます。主要メーカーが公表したリサイクル料金は、エアコン3,500円、テレビが2,700円、冷蔵庫4,600円、洗濯機2,400円。
環衛貸付、特定設備等利下げ
国民生活金融公庫は環衛資金貸付利率の特定設備などを四月十四日以降の新規貸付契約分から引き下げました。
一般・振興事業両貸付の特定設備を0.1ポイント下げて1.6 %に、環衛事業展開支援特別貸付も1.6%となります。
このほかにも、小企業等設備改善資金特別貸付が0.05ポイント下がり、1.7%に改定されました。
国民生活金融公庫生活衛生企画部及び生活衛生融資部の事務所移転
国民生活金融公庫生活衛生企画部及び生活衛生融資部の事務所が、去る4月23日より、大手町「公庫ビル」6階に移転しました。
新しい移転先は、〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-3 TEL.03(3270)1361(代表)。ダイヤルイン(3270)1651です。
週44時間労働制。4月から小規模店も
飲食店等商業・サービス業のうち、従業員10人未満の小規模事業所に特例として適用されていた「週46時間労働制」が3月31日で廃止されました。4月1日からは、二時間短縮されて、「週44時間労働制」に改正されました。