令和元年度 第1回理事会及び第57回通常総会 時代の変化に適応
柔軟性が組織拡充のチカラに
令和元年6月25日(火)午後3時より、沖縄県宜野湾市のラグナガーデンホテルで、令和元年度第1回理事会及び第57回通常総会が開催されました。
冒頭、沖縄県鈴木洋一理事長より「はいさい、めんそーれ、沖縄(こんにちは、ようこそ沖縄へ)。皆さんに喜んでいただける大会をめざして、情熱をもって準備を進めてきました。ミニ観光は特にご用意しておりませんが、式典後の懇親会ではアトラクションや『久米島の久米仙』など泡盛も多数ご用意していますので、沖縄ならではの楽しいひとときをご堪能ください」と、明るい歓迎の挨拶がありました。
続いて森川会長より「亀岡理事長に大変お世話になった大阪大会がつい昨日のようです。多方面から大阪大会の成功にお褒めの言葉をいただいて、感謝しています。さて、令和元年の初めての理事会となるわけですが、3月に群馬県高崎市で開催された理事会で一度承認をいただいていますから、本日の議案はおさらいという認識で大丈夫。理事長さんたちは、多くの組合員さんを連れ、気持ちを明日に集中したいところでしょう。全国大会こそが組合の真骨頂。小規模の飲食店でも数がまとまれば、これだけのことができると、対外的にアピールできる好機。政界でも我々の存在を無視することはできないという実感を得ています。各県の理事長さんたちには、自信をもって組合をリードしてほしいです」と挨拶がありました。
理事総数42名のうち39名と監事2名の出席を確認し、森川会長を議長に審議に入りました。
最初に総会議決事項・第1号議案「退任による理事選任の承認を求める件」で、和歌山県飲食業生活衛生同業組合理事長職を花岡豊氏が退任し、新任として田中大治(はじめ)氏が承認されました。
続いて、理事会の審議に入りました。
第1号議案「平成30年度事業報告承認の件」では、2020年4月の実施に向けた改正健康増進法への対策、消費税増税に備えた軽減税率への対応やキャッシュレス社会に向けた対応などを組合全体としてとらえるため、全国大会やブロック委員会事業等で話し合いが行われたことなどが報告されました。
また、生活衛生営業振興事業(補助金)として、連合会2事業の「受動喫煙防止対策の推進」(改正健康増法可決後の中小飲食店対応マニュアル策定)、消費者または利用者の保護の推進(無断キャンセル防止対策マニュアルの策定)。そして、都道府県組合平成30年度生活衛生補助事業として、岩手、東京、石川、岐阜、島根、佐賀、奈良(地域連携による)の7県での実施が報告されました。
第5号議案「令和元年度運営資金借入案の承認の件」では、会費納入や歳入に遅れが生じることから、連合会の運営を円滑にするため、一千万円を最高額として金融機関より借入したいとの求めがありました。
第6号義「第57回沖縄県大会について」では、井上富義大会委員長より、今大会には1044名の参加があり、地元の組合員を併せると1200名程の参加者数になりそう。大会の最後に夏川りみさんのコンサートがあるので楽しみにしてほしいと話がありました。また、鈴木洋一大会実行委員長は、「過去のデータから台風が来なかった日を選びました。あいにくの雨天ですが台風ではないので、半分は成功といえます」と話しました。
全ての議案が承認され、通常総会に切り替わりました。第1号議案から第7号議案までを一括上程し、承認されました。
会議終了後に、2020年4月より施行される改正健康増進法への理解状況や対策等についてJTより説明があり、設備設置の助成金の申請方法など気軽に相談してほしいと述べました。新電力供給会社のミツウロコとネクシィーズ社との契約件数の増加により組合にもたらされるキャッシュバックが増加。業務用冷蔵庫・周辺機器や業務用空調機器等のレンタルに加え、分煙室、内装工事、温水洗浄便座などメニューも拡大し、組合員のメリットも広がっています。その他、電気料金を削除できる電子ブレーカーや液だれしない洗剤など、使ってお得な商品の紹介がありました。