平成30年度 全青連及び全女連合同群馬県研修会
群馬の森の公園 歴史博物館内 飲食組合の存在意義を再認識した研修会
平成31年3月19日に、第3回理事会開催と同時に、平成30年度全青連及び全女連合同研修会が、群馬県高崎市にある割烹さわで午後1時より行われました。参加者は群馬県の一般組合員を含め55名程。冒頭、全青連幹事長の朝日努幹事長(愛知県飲食業組合)と、全女連の小薬洋子会長(栃木県飲食業組合)の挨拶がありました。
研修会では、講師に(公財)全国生活衛生営業指導センター専務理事の伊東明彦氏を迎え、「生衛法と生活衛生同業組合を知り収益アップへ〜生衛法の歴史、組合の使命、そして収益向上を考える〜」と題した講義が行われました。
生衛組合や指導センターの設立の根拠となる「生衛法」が、制定されるまでの先人たちの努力や熱意を掘り返し、生衛法が規則法から振興法へと変化してきた経緯を再認識し、生衛組合の使命と、生衛業の収益向上を考える良い機会となりました。
研修会終了後は、18時より全飲連・全青連・全女連合同懇親会が行われ、翌日も合同での視察事業を実施しました。
翌20日は、午前9時に出発し、高崎市郊外にあるJA高崎ハム・群馬の森を巡り、午後1時には高崎駅で解散となりました。半日の視察タイムは、高崎駅東口から車で10分ほどのエリアへ
全国有数の養豚県である群馬県にあって、群馬県畜産加工組合を前身とする㈱JA高崎ハム。全農グループの一員としてHACCP認証に基づく高品質なお肉の加工品を消費者に届けることで「持続可能な国内畜産への貢献と豊かな食文化の創造」への寄与を目指しています。今回は、工場併設の直売所で、しばし買い物を楽しみました。
続いて訪れた「群馬の森」は、大規模に樹木を導入した地域の気候風土文化を活かした自然豊かな公園で、多くの樹木が植えられており、四季折々の姿が楽しめます。
今回は敷地内にある群馬県立歴史博物館を見学。常設展示スペースでは、原始時代から昭和までを各エリアに分け、豊かな史料が展示されています。特に、近くの観音山古墳から出土した多くの副葬品は必見。石室が早い段階で崩落したため、盗賊の被害に遭わずに、発掘されるまで残っていたことから、古墳王国群馬を代表する見ごたえのある内容になっています。
そして、昼食は隣接の群馬県立近代美術館内の「森のレストランころむす」へ。有機栽培のコーヒーをはじめ、身体に優しいメニューが揃っています。中でも、上州の食材を使った「森の松花御膳」は竹の子煮、高野豆腐、厚焼き玉子、焼き魚、海老天など彩り豊かで人気。半日のリフレッシュタイムの後、参加者は高崎駅から帰途につきました。