全青連創立30周年記念事業 9月24日(火)・25日(水)
神戸にて兵庫県大会を開催
前田憲治全青連会長 挨拶
植草貞夫氏の講演
「たたかう男達のドラマ」山本真一郎氏の講演
「研ぎ職人から見た和包丁の見方」
9月24日(火)・25日(水)の二日間、兵庫県神戸市の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで、全青連創立30周年記念事業として兵庫県大会が盛大に開催されました。全国各地から多くの青年部の皆さんが参加しました。
式典では、開催県となった兵庫の岩本和也青年部会長が、「おもてなしの精神で皆さんをお迎えする準備を進めてきました。充実した2日間を過ごしてください」と、地元での開催を迎えた喜びを表すとともに、入江眞弘兵庫県理事長も、神戸でいい思い出をつくってと、神戸まで足を運んでもらった全国の仲間たちに温かい言葉をおくりました。
また、前田憲治全青連会長は、「青年部在籍中に、先輩から薫陶を受けた方々が今、各地で中心的な役割を担っています。将来的には各都道府県への設置を目指したいと考えます」と話し、さらなる強固な連帯づくりを呼びかけました。
この後、岩手県・福島県への義援金の贈呈や福島直樹相談役へ感謝状の贈呈が行われました。
式典終了後、元朝日放送アナウンサーでスポーツキャスターの植草貞夫氏の講演会が行われました。『たたかう男達のドラマ』と題し、長嶋・村山・王・江夏、掛布など、往年のプロ野球のスター選手たちとの交遊録やエピソードを通して、それぞれの人間性などが紹介されました。さらに、28年間担当した高校野球の実況放送を振り返り、最も印象に残るPL学園の桑田・清原両選手への想いなど、人間ドラマが熱く語られました。
第3部として懇親会が行われ、リラックスしたなかで親睦が深められました。全女連創立20周年記念大会が大分県で開催する旨が発表されました。
翌日に行われた講演会は、『研ぎ職人から見た和包丁の見方』と題し、堺打刃物伝統工芸士の山本真一郎氏が、堺打刃物の歴史や製造工程をはじめ、包丁の種類やランク分け、研ぎや手入れ方法などについて話した後、実演も行われました。
こうして組合の牽引力となる若手の皆さんが集った兵庫県大会は2日間にわたり盛大に開催されました。そこで灯ったやる気の炎が、地元の組合で燃え続けることが期待され閉会しました。