平成28年度 全青連及び全女連合同研修会 ●魅力ある全国大会のための検討
平成29年3月23日(木)午後1時50分より、群馬県高崎市の高崎ビューホテルで、「全青連及び全女連の合同研修会」が開催されました。役員や群馬県飲食組合のメンバーを加え、総勢40名ほどが参加。「魅力ある全国大会のための検討」をテーマにしたグループディスカッションが行われました。最初に全国大会を誘致した経験から東京都と福島県の代表者から、全国大会の良かった点や改善した方がいい点などの発表がありました。現在、準備を進めている埼玉県の担当者からも意見が出された後、魅力ある全国大会を作るために、様々な意見が出されました。●講演会『キャリアコンサルタントが伝える接客と集客のアイデア』
10分間の休憩をはさんで、キャリアコンサルタントで「ラジオ高崎」のパーソナリティとして活躍する佐藤由美子を講師に迎え、『キャリアコンサルタントが伝える接客と集客のアイデア』と題した講演が行われました。●東国文化発祥の地・高崎地域の古代を訪ねるミニ観光
翌日午前中は、市内の「多胡碑記念館」と「かみつけの里博物館」を見学しました。高崎地域には、上野三碑という平安時代以前に造立された3つの石碑が現存し、ユネスコが認定・登録する「世界の記憶」の国内候補になっています。上野は、古代の群馬県の名称。「山上碑」、「多胡碑」、「金井沢碑」の3つの石碑があり、国内に現存する古代の石碑18例の中でも最古の石碑群。日本古代史上の重要史料の一つとして知られています。多胡碑は、711年に中央政府の命により、渡来人を集めた「多胡郡」が設置されたことを伝える記念碑。碑の書体は多くの人々に愛好され、拓本が朝鮮・中国に伝えられたことを契機に、近代以降の日本の書道界に大きな影響を与えました。
続いて「かみつけの里博物館」に行きました。周辺には大型の古墳が復元され、古代にタイムスリップしたようです。博物館には、榛名山東南麓で出土した古墳時代(5世紀後半)の人物・動物の埴輪や模型が展示され、有力豪族たちをはじめ当時の暮らしや神事の様子をうかがい知ることができます。
今回は、古代東国の人々の暮らしや文化に触れる機会となりました。
多胡碑記念館 「かみつけの里博物館」大型古墳の復元