北海道からレポート
●北海道麺類飲業生活衛生同業組合
三産地の『新そば味めぐり』を開催

 日本一のそばの産地北海道。北海道飲食組合札幌支部では、新そばシーズン到来にあわせて、香り豊かな北海道産新そばを堪能してもらうイベント『新そば味めぐり』を、10月1日(水)に札幌市内のホテルで開催します。一昨年、昨年と好評を得て、3回目の今年は「北竜」「新得」「幌加内」の三産地の新そば粉で打ったそばを味比べしながら楽しみます。
 2人1組のペアで、1部・2部各105組210人、計210組420人。参加費用1組2,500円。新そばは「もりそば」で提供し、つまみに揚げそば、そばみそ、デザートに冷やしそばぜんざいが並びます。また、北海道酒造組合の協力で、北海道産米を原料とした日本酒等も用意されます。
 旬の味覚と大地の恵みを大勢で楽しみながら、その後のそばの消費に弾みがつくことに期待が寄せられます。

●そば豆知識

・そばは栄養学的に見ても成分のバランス良く、他の穀類や豆類と比べても良質のタンパク質が多いのが特徴。特に重要なアミノ酸、リジン、トリプトファン、メチオニン等多く組み合わせも優秀。ビタミンB群も豊富。
・そばの効用で比較的有名なのは、ルチン(ビタミンP)の作用。ルチンは血管を強化して血圧を下げ、動脈硬化の予防に効果があります。一日一食そばを食べることで成人病予防に役立ちます。
・ワインの成分に含まれるポリフェノールが老化を防ぎ若々しさを保つことで話題になりましたが、そばにもポリフェノールが含まれています。