第52回全飲連全国秋田県大会開催
    原点回帰 秋田で二回目の全国大会
 
 
  秋田県飲食業生活衛生同業組合 理事長
齊藤 育雄 大会実行委員長
全国飲食業生活衛生同業組合連合会
  森 川 進 会長
 


大会スローガン

1 全飲連組織が持続的かつ安定した発展を続けていくために、経済、社会の動向を踏まえ、飲食業界の更なる発展と社会的地位向上を目指すとともに、組織拡充対策として厚生労働省課長通知に鑑み、地域において行政等との連携のもと新規事業者等の組合加入促進を図り、併せて全飲連の組織力を生かした組合活動に全力を注ごう。

2 消費税の免税点の引き上げを求め、平成26年度より大企業へも交際費損金算入が5割まで認められたのに引きつづき、飲食業界への消費拡大に期待しつつ、今後も継続されるよう求める。
以上のとおり本年度の全飲連重要事業目標として、次のとおり宣言する。

 『美人・美酒・美食の里秋田へ』をテーマに、第52回全飲連全国秋田県大会が平成26年6月11日(水)、秋田県民会館で盛大に開催されました。
 飲食業界を取り巻く環境がより厳しさを増す中、全飲連がより強固な組織として飲食業界の発展に貢献できるよう、森川会長をはじめ全組合員が一丸となって努力を惜しまず取り組んでいく決意を固めました。

●厳しい環境に打ち勝つために一致団結する大会に
 郷土色豊かな“なまはげ郷神楽”のオープニングアトラクションで勇壮な雰囲気に包まれた会場で、宍道榮一郎大会委員長(鳥取県理事長)の開会宣言によって秋田県大会が開幕しました。都道府県代表者紹介、大会旗入場、国歌斉唱の順にプログラムが進行し、続いて全飲連や飲食業界発展に尽力された物故者に対し黙祷がささげられました。
 齊藤育雄実行委員長(秋田県理事長)より「秋田県は酒と美人の産地として有名であり、世界遺産に登録された白神山地をはじめ大自然に恵まれております。せっかくの機会ですので、心ゆくまで秋田の情緒や人情に浸っていただきたい」と歓迎の挨拶がありました。
 次に森川進全飲連会長より「消費税の引き上げにより、厳しい経営が求められる中、一方では大企業の交際費の損金算入が5割まで認められ、我々飲食業界にとって消費の拡大が期待されます。このような中で飲食業界の存在価値をアピールするためにも、本日の第52回全国秋田県大会を盛大に迎えられたことは誠に有意義なことです。皆様の営業にさらなる活力が生まれるよう、全飲連としても最大限の努力を致す所存です」と挨拶がありました。
 続いて、来賓を代表し、厚生労働省健康局生活衛生課長・依田泰様(厚生労働大臣・田村憲久様代理)、衆議院議員・金田勝年様、秋田県知事・佐竹敬久様、秋田市長・穂積志様、一般社団法人全国生活衛生同業組合中央会専務理事・小宮山健彦様、株式会社日本政策金融公庫常務取締役・中村吉夫様よりそれぞれご祝辞をいただきました。

●236名の組合員を表彰
 厚生労働省健康局長表彰が30名、(一社)全国生活衛生同業組合中央会理事長感謝状が40名、全飲連会長表彰が166名、また、全飲連会長特別感謝状を3組合支部がそれぞれ受賞しました。受賞者を代表し兼子正信氏(秋田県)が謝辞を述べました。
 次に、前回開催地である宮崎県に感謝状と記念品が贈呈され、代口修宮崎県理事長が謝辞を述べました。

●“笑顔あふれる”お楽しみ抽選会
 井上富義大会副委員長(大分県理事長)による大会宣言決議に続いて、お楽しみ抽選会が行われました。当選者には秋田産ホップが使用されたキリンビール一番搾りプレミアム1年分が当たるとわかると、会場内は大熱狂。森川会長、齊藤光哉全青連会長、木村美智江全女連会長によって抽選が行われ、当選番号が発表されると、当選者には盛大な拍手が送られました。

●次回開催は『福島県』
 大会のエンディングでは、入江眞弘大会委員(兵庫県理事長)から、次回の全国大会が『福島県』で開催されることが発表されました。『第53回全飲連全国福島県大会』は平成27年6月24日(水)に、パルセいいざかにて開催されます。
 飯坂温泉で行われるけんか祭りの半纏や、「一期一会」と書かれたTシャツを着た福島県の組合員52名が飯坂小唄に合わせて登壇し、次回の全国大会のPRを行いました。
 紺野昭治福島県理事長は復興に向け新たな一歩を踏み出すためにも2,000人以上の組合員の参加をお願いしたいと挨拶をしました。そして、大会旗が齊藤育雄理事長から森川進会長へ、さらに紺野昭治理事長へと託されました。
 最後に小林寿秋田県副理事長が閉会の言葉を述べ、会場からの盛大な拍手で、秋田県大会は大盛況のうちに終了しました。

●同時開催『秋田県(東日本復興支援)物産展示即売フェア』
 秋田県民会館の隣、エリアなかいち広場では、『秋田県(東日本復興支援)物産展示即売フェア』が同時開催されました。
 秋田名物きりたんぽ、稲庭うどんや日本酒を展示するブースが立ち並び、多くの来場者で賑わいました。また、流しじゅんさい体験では、箸でつかむのが難しいつるつるしたじゅんさいを楽しむ組合員が多く見受けられました。