地域の特色を生かした食イベントが人気!
東京ドームには、全国の“うまいもの”が集結

日本の“うまい”が東京ドームに
ふるさと祭り東京2014

東京発
 
 

 1月10日(金)から1月19日(日)まで東京ドームで「ふるさと祭り東京2014」が行われました。日本全国の特産物や祭りが一堂に集まる祭典で、ご当地グルメや伝統祭りを楽しもうと、連日、大勢の来場者でにぎわいました。
 このイベントは、「日本のまつり・故郷の味」をテーマに日本全国の祭りや食文化が集まり、山車や踊りなどのショーやステージイベント、各地の味自慢などが繰り広げられました。今回で6回目となり、40万人の来場者ということです。
 会場には約300ブースが立ち並び、屋台横丁のようなにぎやかな雰囲気。来場者の投票で優勝を決める「どんぶり選手権」、ほかほかご飯に自分の好きなおかずを乗せてオリジナルメニューを楽しめる「ちょいのせ市場」などが人気となっていました。「全国物産展」では、威勢の良い売り声とともに、各地域の逸品を来場者にPRし、各地が熱い闘いを繰り広げていました。
 全国から集まった自慢の味は、どれもおいしそうな物ばかり。来場者は目移りしながら、舌鼓を打っていました。ステージでは全国の伝統芸能やゆるきゃらショーなどが行われ、会場を盛り上げていました。


パスタのまち高崎で「キングオブパスタ」
7,000人が味比べでパスタ王を決定

群馬発
 
 

 古くからうどんなどの粉もの食文化が根付いている群馬県で、特に高崎市は人口あたりのパスタ店の数が多いと言われています。市内の老舗イタリア料理店ののれん分けで店舗数が増えていったことや元来麺文化に親しんでいたことが理由として上げられています。そんなパスタのまちを象徴するイベントとして、毎年11月に「キングオブパスタ」が開催されています。市内のパスタ店が集結し、自慢のオリジナルメニューで勝負し、7,000人の来場者がグランプリを決める食イベントです。
 来場者は1,000円でチケットを購入し、15店舗から3品を選んで実食。一番気に入ったメニューに投票するという仕組み。メニューは地元食材を使うことが条件で、塩味やトマト味、クリーム系やスープ系など様々で、まず15品から実食する3品に絞るだけでも頭を悩ます来場者が多いようです。
 回を重ねるごとに、行政や商店街が後押しするようになり、高崎市を挙げての食イベントになってきました。


旬の牡蠣を食べ比べる「牡蠣-1グランプリ」
大船渡屋台村の人気イベント

岩手発
 
 

 1月が旬とされる大船渡の牡蠣を使った「牡蠣-1グランプリ」が、1月11日(土)に大船渡屋台村で開催されました。20店舗が趣向を凝らしたカキ料理を販売。お客様は1,000円でチケットを購入し、5品を食べることができます。一番気に入った料理に投票し、グランプリ、準グランプリ、3位を決定します。
 大船渡の牡蠣は築地でも高値で取引される高級食材で、その一番の食べ頃に開催する地元ならではの魅力的な食イベントです。グラタンやフライはもちろん、串焼きや雑炊、チャンプルやキムチ焼き、ガーリック醤油焼き、牡蠣ラーメン、酒蒸しなどオリジナル料理を食べられる屋台村でも人気のイベントです。