51回全飲連全国宮崎県大会開催

 
50周年の節目を経て、新たな時代へ向けた再出発  
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  宮崎県飲食業生活衛生同業組合 理事長
大会実行委員長  代口 修
  全国飲食業生活衛生同業組合連合会
  会 長  森 川  進 

 

 『食材の宝庫と神話の里の宮崎へ』をスローガンに、第51回全飲連全国宮崎県大会が平成25年5月29日(水)、宮崎市民文化ホールで盛大に開催されました。
 創立から半世紀が経過し、時代に即した組合組織として活性化を図るべく、宮崎の地で全飲連は新たな一歩を踏み出しました。今後も、持続的に安定した発展を続けていくことを目標に、森川会長のもと、組合員が一致団結して努力することを強く誓いました。

大会スローガン
1. 全飲連組織が持続的かつ安定した発展を続けていくために、経済、社会の動向を踏まえ、飲食業界の更なる発展と社会的地位向上を目指すとともに、組織拡充対策として厚生労働省課長通知に鑑み、地域において行政等との連携のもと新規事業者等の組合加入促進を図り、併せて全飲連の組織力を生かした組合活動に全力を注ごう。

2. 平成26年度より実施されるとする消費税の引き上げには飲食業者及び食品関連業種には軽減税率の適用とし、総額表示の義務付けの廃止及び免税点の引き上げを求め、平成25年度より中小法人に係る交際費課税が引き上げられたことにより、大企業への適用も引きつづき求める。

●全飲連の再出発を象徴する大会
 式典は、宍道榮一郎大会委員長(鳥取県理事長)の開会宣言によって開幕し、都道府県代表者紹介、大会旗入場、国歌斉唱の順に進行していきました。続いて、昨年11月に急逝された加藤隆前会長をはじめ、全飲連や飲食業界発展に尽力された物故者に対する黙祷が捧げられました。
 代口修大会実行委員長(宮崎県理事長)は、「先人達によって築き上げられてきた全飲連も、節目となる50周年を無事に迎えることができ、今後は新たな全飲連としてスタートさせなければなりません。低迷していた日本経済にも期待と希望が見えつつあります。だからこそ、食の安心・安全を徹底し、充実したサービス提供を心掛け、組織や業界の隆盛に向かって邁進していきましょう」と挨拶しました。
 次に、大会会長である森川進全飲連会長は「政権交代により、経済再生を基軸に景気回復の期待が高まり、飲食業界にとりましても経営環境の改善に明るさが見えて参りました。そんな折、全国の組合員が宮崎県に集い、第51回目の全国大会を盛大に開催できたことは飲食業界の存在価値をアピールするうえで誠に有意義なことと感じております。皆様方の営業に更なる活力を生み出すべく、全飲連としても最大限に努力してまいります」と挨拶しました。

●232名の組合員を表彰
 厚生労働省健康局長表彰が29名、㈳全国生活衛生同業組合中央会理事長感謝状が40名、全飲連会長表彰が163名、また、全飲連会長特別感謝状を3組合支部がそれぞれ受賞しました。受賞者を代表して櫻田哲郎氏(宮崎県)が謝辞を述べました。次に、前回開催地である東京都に感謝状と記念品が贈呈され、市野直春東京都理事長が謝辞を述べました。
 続いて、来賓を代表し、厚生労働省生活衛生課課長補佐・堀川春男様(厚生労働大臣・田村憲久様代理)、宮崎県副知事・稲用博美様(宮崎県知事・河野俊嗣様代理)、宮崎市長・戸敷正様、参議院議員・山東昭子様、社団法人全国生活衛生同業組合中央会専務理事・小宮山健彦様、株式会社日本政策金融公庫生活衛生業務部長・西垣泰司様より、それぞれご祝辞をいただきました。

●歓声が飛び交う〝お楽しみ抽選会
 當山政順全飲連副会長(沖縄県理事長)による大会決議・宣言に続いて、お楽しみ抽選会が開催されました。当選者には、宮崎県産の焼酎・50本セットがプレゼントされることが告げられると、会場内は大変な盛り上がりとなりました。森川会長によって抽選が行われ、当選番号が発表されると、興奮する声が飛び交い、当選者には盛大な拍手が贈られました。

●次回開催は『秋田県』
 大会のエンディングでは、橋本邦芳全飲連副会長(長崎県理事長)より、次回の全国大会は『秋田県』で開催されることが発表されました。第52回全飲連全国秋田県大会は、平成26年6月11日(水)秋田県民会館で開催されます。
 秋田県の伝統民俗行事である〝なまはげ〟を先頭に、同県の組合員およそ50名がステージに登壇して次回の全国大会をPRしました。
 齋藤育雄秋田県理事長は「美人・美酒・美食の揃った秋田県大会は、きっと皆様にご満足いただけると確信しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております」と挨拶しました。そして、大会旗が代口理事長から森川会長へ、さらには齋藤理事長へと託されました。
 最後に、黒木廣伸宮崎県副理事長が閉会のことばを述べると、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こり、宮崎県大会は大盛況のうちに終了しました。

●同時開催〈宮崎県物産展示即売フェア〉
 宮崎市民文化ホールの敷地内では、『宮崎県物産展示即売フェア』が同時開催されました。
 宮崎県の名産品である完熟マンゴーや芋焼酎、地鶏製品などを取り扱うブースが所狭しと立ち並び、多くの来場者で賑わっていました。試飲や試食にも行列ができ、宮崎名物を堪能しながら、楽しそうにお土産を購入する組合員の姿が多く見受けられました。