'13食博覧会・大阪
ゴールデンウィークに65万人を集客
国内最大級の食のイベントを開催
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●65万人以上の来場者でにぎわう
 4月26日(金)から5月6日(月・祝)まで、国内最大級の食の祭典である「'13食博覧会・大阪」がインテックス大阪で開催されました。今回で8回目の開催を迎えた食博覧会。『食でつなごう日本と世界』とテーマを設け、11日間で65万6,270人の来場者でにぎわいました。

●亀岡大阪府理事長も主催の一人として活躍
 「食博覧会・大阪」は1985年の第1回より、4年に1度開催されているもので、2009年の第7回までに400万人以上を集客し、大阪や、日本を代表するイベントとして定着しています。『天下の台所』と呼ばれた大阪ならではの食のイベントで、中心となって運営している一般社団法人大阪外食産業協会の会長でもあった、亀岡育男大阪府理事長が実行委員会の常任理事として、出展勧奨や会場内でのワールドビアフェスタの企画立案をするなど、中心的な役割を担われました。また、全飲連としても、森川進会長はじめ関係者が会場に足を運び、組合員に参加を呼びかけるなどして、イベントを盛り上げました。

●第1回から共通のテーマとして「宴」を掲げる
 「食博覧会・大阪」が第1回から基本テーマとして掲げてきたのが「宴」。この食博の魂ともいえる「宴」の心と技に表現されたことは、いつの時代においても人類共通の楽しみのスタイルだといえます。東日本大震災を受けて、食に求められる安全性の側面がますます高まり、人々の食に関する関心が新たな転機を迎えている中で、人々の欲求は、よりナチュラルであることや心理的な満足感を尊び、「衣食住」をともに豊かにする意識がより一層高まっています。豊かな食文化、楽しい食生活を提案、創造する「宴」である「食博覧会・大阪」が開催される意義は大変大きいといえます。

●会場内に様々なテーマ館を設置
 会場内は、7つのテーマごとに区切られており、1号館は“美に捧げるバラ祭”で、ブルガリアの三大祭の1つである「バラ祭」を再現。2号館は“くいだおれ横丁館”で、関西のうまいもんが集まる饗宴の場となりました。3号館は“ス米ル・マルシェ食育館”で、世界のお米料理を展開。4号館は“豊かな食生活館”で、食を取り巻く最新の機器や道具、展示やパフォーマンスを実施。5号館は“宴テーマ館”で、和洋中の料理コンクールを開催。6号館Aは“日本の味覚館”、6号館Bは“世界の味覚館”で、日本全国、世界各国の料理を楽しむことができました。

●お米を通じて世界を感じる
 お米をテーマとした“ス米ル・マルシェ食育館”では、日本でなじみの深いお米が、世界各国でどのようにして食べられているのかを知ることができ、注目を集めました。『食でつなごう日本と世界』とテーマにあるように、人類共通の楽しみである食を通じて、世界を感じられた食の祭典でした。