平成24年度 ブロック委員会開催
 

福島県の風評被害根絶へ向けて、継続的な支援を決定
消費税増税には基本的に反対し、軽減税率の適用を要望
組織拡充対策を協議

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東海・北陸ブロック委員会 近畿ブロック委員会
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北海道・東北ブロック委員会 関東・甲信越ブロック委員会
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九州ブロック委員会 中国・四国ブロック委員会

 平成24年度ブロック委員会が全国6ブロックで開催されました。(※開催順に紹介/東海・北陸、近畿、北海道・東北、関東・甲信越、九州、中国・四国)
 連合会側からは、市野直春副会長(東京都理事長)森川進総務委員長(静岡県理事長)、河本敏明副会長(岐阜県理事長)、小城哲郎専務理事、全飲連事務局が出席。
 実施内容は例年のとおり2部制にし、はじめに各ブロック提案事項の協議と提案を求め、その後、全飲連からの報告事項並びに事業推進項目について、連合会側から協力要請を行いました。
 また、委員会終了後は、ブロックごとに役員等講習会を開催。飲食業界を取り巻く問題や課題をテーマに取り上げ、専門家による講演が行われました。

全飲関連事項

@消費税増税に関する要望運動について
 今年6月26日に可決された消費税増税法案に際して、平成25年度生活衛生関係予算概算要求及び税制改正要望書を提出しました。消費税増税には反対であると明示し、また、やむを得ず消費税の引上げを実施する場合は、総額表示の義務付けを廃止し、外税表示に改正すること。消費税免税点及び簡易課税制度適用となる課税売上高の引上げ、もしくは、食品などの生活必需品については軽減税率の適用など、小規模零細事業者の経営に与える影響に配慮するものとして強く要望しました。

A組織拡充対策強化について
 昨年7月に通知された、厚生労働省によるアンケート調査の集計結果の通知が配布され、各県の新規組合員の増減や具体的な加入対策が明らかとなりました。
 また、組織力を高めるため、保健所と組合、生活衛生協会の協調関係をより深め、同時に毎年行っている営業施設循環指導を徹底することで、全国規模で共通したわかりやすい案を出し、厚生労働省と協議する考えです。

B第51回全飲連全国宮崎県大会について
 平成25年5月29日(水)、第51回全飲連宮崎県大会が宮崎市民ホールで開催されます。例年は、大会前日に行われていた代表者会議を、今回は当日の午前10時半から開始し、午後3時から記念式典を開催する予定となっています。また、申込者には記念品の代わりにアロハシャツをプレゼント。オプショナルツアーは、AコースからDコースまであり、西都原古墳群や青島、高千穂神社などを巡るプランを用意しています。宮崎の旬な食材、完熟マンゴーと初ガツオの予約販売も実施し、新鮮な食材を生産者より直送する予定です。
 宮崎県の代口理事長代理から、「できるだけ多くの皆様にご参加いただき、是非、宮崎の観光を堪能していただきたい」との要請がありました。

CJASRAC料金の変更に関する料金見直し要請について
 JASRAC(日本音楽著作権協会)は、団体契約によりカラオケ音楽著作権使用料が一般より低料金で使用できる制度。従来、3割引きだった制度から2割引きに改定されことを受け、中国四国、九州ブロックから従来の割引率に戻してほしいとの要請がありました。
 今後、JASRAC本部に包括的な業務提携内容等の団体連絡調整を続けていく方針です。

D東日本大震災福島原発事故の風評被害根絶対策について
 昨年3月11日に発生した東日本大震災福島原発事故で、甚大な被害を受けた東北ブロックの促進事業を推薦する目標を掲げました。今現在、復興の兆しは見えてこず、風評被害などで東北の物流が停滞している現状です。全飲連としても、組織一丸となって福島県の復興と、風評被害の根絶に協力していく方針です。そのための施策として「福島カレー」の販売を行います。放射性物質の測定検査をクリアした安全で美味しい福島県産の牛肉を使用したご当地カレーです。レトルトパック詰めで、価格等詳細は3頁参照