平成22年度ブロック委員会 全国6会場にて開催
飲食業界の課題と正面から向き合う
全飲連飲食まつりの推進 全飲連カードの更新・拡大
平成22年度ブロック委員会が9月8日開催の東海・北陸ブロック(静岡県)を初めに、10月22日の近畿ブロック(大阪府)まで全国6ブロックで開催されました。
実施内容は例年のとおり2部制にし、はじめに各ブロック提案事項の協議と提案を求め、その後、全飲連からの報告事項並びに事業推進項目について、連合会側から協力要請を行いました。
連合会側からの出席者は、加藤隆会長、石川東功総務委員長(埼玉県理事長)、森川進事業委員長(静岡県理事長)、柳川一朗財務委員長(神奈川県理事長)、小城哲郎専務理事、全飲連事務局及び、来年度の全国大会が開催される岐阜県より、河本敏明理事長を中心に、大会実行委員会の役職員が全ブロック委員会に参加し、それぞれの事業に対して報告と協力を要請しました。
議事は第T部でブロック提案事項として前年度の提案事項に対しての経過報告ならびに、22年度の提案事項について協議が行われました。(詳細は後述)そして第U部では共通事項として全飲連関連事項が協議・報告されました。
第T部 ブロック別提案事項
@東海・北陸ブロック【平成22年9月8日(水)/浜松市 舘山寺ホテル九重】
1、受動喫煙防止条例等に対応するための生活衛生融資制度の適用について
2、全飲連カード関係
・更新時期の見直及び福利厚生施設利用の是非
・各県の活用事例について
・加入メリットを組合員に提示しては(HPリーフレット作成)
・地域等提携先等の利用の拡大
3、全飲連まつりのブロックとしての協力について
4、組合員加入促進策について(意見交換)
5、全飲連北陸三県(福井県、富山県、石川県)協議会の設置についてA中・四国ブロック【平成22年9月29日(水)/山口市 湯田温泉ホテルニュータナカ】
1、組合加入推進と脱会阻止策について
2、組合員営業経営の活性化策について
3、全飲連理事会等での時間枠の拡大
4、受動喫煙防止対策の全飲連としてのスタンス
5、政府与党等への全飲連としての今後の対応にいて
6、都道府県指導センターの有効活用B関東・甲信越ブロック【平成22年10月7日(木)/さいたま市 大宮パレスホテル】
1、全飲連カードの利用価値の向上について
2、組合員の減少対策(存続)について
3、次期ブロック委員会開催地の明示について
4、組合及び連合会の呼称についてC九州ブロック【平成22年10月13日(木)/福岡市 IPホテル】
1、消費税の総額表示の撤廃と免税点引き上げについて
2、全国大会の北海道での開催の実現
3、組合活性化対策について
4、標準営業約款制度の加入促進について
5、カラオケ使用料規定の見直しと、宮崎県における口蹄疫関連での営業支障者に対する使用料の免除適用について
6、九州新幹線全線開通に伴う九州全体の飲食業界の活性化についてD北海道・東北ブロック【平成22年10月19日(火)/天童市 天童ホテル】
1、提案事項は無く、各県理事長よりそれぞれ各組合の現状報告がなされました。また岐阜県より参加役員より組合加入の(アウト)現状の説明がありました。E近畿ブロック【平成22年10月22日(金)/大阪市 ANAクラウンプラザホテル】
1、提案事項としては無かったが、米トレーサビリティ法の実施に伴い、組合がより推進することによりアウトとの格差を図ることが必要であるとの確認がなされました。
第U部 全飲連関連事項
@平成23年度生活衛生関係予算案等について
予算縮減に加え、事業仕分けによって全国の生活衛生指導センターに入っていた補助金が来年からはゼロになるとの見通しでした。しかし、様々な方の御協力を賜り、廃止に対する署名を全国で90万人分集めたところ、新たな補助金を設けることができました。来年度以降も引き続き獲得できるよう働きかけていく予定です。A米のトレーサビリティ法について
米の生産者から、消費者までの過程を記録しなければならないという法律です。全飲連でも振興事業の一環として、表示ボードを作成し、組合員に配布しています。カンエーインターナショナル様に作成を委託しているので、追加購入の場合は全飲連まで連絡下さい。(単価:500円程度、枚数が増えると割引適応)B第4回全飲連飲食まつりの実施について
業界再興のために全飲連まつりを開催することが採択されました。今回は一口、2、000円と参加しやすい金額に設定し、参加店には市価1、000円以上の参加店賞を進呈します。わずかな金額で、お客様に楽しみを提供しながら業界の賑わいを創出できる画期的な取り組みです。日々の営業にとっても大きな武器になるはずですので、どうぞご参加下さい。C全飲連カードの更新について
カードの有効利用で、組合員にメリットをもたらしている地域があります。特に、岐阜県、愛知県、三重県では、地域の業務用スーパーと提携し、組合員が利用しやすい環境が整っているようです。こういった割引制度を利用していくうちに、組織≠ヨの意識も高まっていくはずです。今年いっぱいでカードの更新期を迎えますが、各地域で努力して頂き、全飲連カードが継続・拡大していけるよう取り組んでいきましょう。D各組合員会員数の届出について
22年度の加入賦課金は、本年12月末までに全飲連まで届けて下さい。期日厳守でお願いします。E第49回全飲連全国岐阜県大会について
今回の全国大会は「地産地消」と「お客様の笑顔を作る」をテーマに、皆様に喜んで頂けるおもてなしを準備しております。ミシュランガイドでも最高位の3つ星を獲得した飛騨・高山は日本を代表する観光地と言えます。岐阜県大会を盛り上げ、成功させることで東京での50回記念大会に繋げていきたい意向です。どうか、御協力下さい。
役職員等講習会の実施
ブロック委員会に引き続いて、役職員等講習会が実施されました。共通テーマは「一般飲食店における受動喫煙防止対策について」「米トレーサビリティ法について」です。ブロックごとの講師を以下に紹介します。
■東海・北陸
フリージャーナリスト 坪川 常春氏
■中・四国
夕日のミュージアム名誉館長 若松 進一氏
■関東・甲信越
日本ヒューマン経営研究社代表取締役 大塚 徹氏
■九州
日本たばこ産業株式会社 社会環境推進部担当部長 宮下 剛氏
■東北・北海道
1、山形県保険薬務課 課長 佐藤 博幸氏
2、株式会社 荘内銀行 接遇インストラクター 須佐 恵美氏
■近畿
1、兵庫県飲食業生活衛生同業組合理事長 入江 眞弘氏
2、税理士・経営コンサルタント 上能 喜久治氏関東・甲信越ブロック委員会 北海道・東北ブロック委員会 東海・北陸ブロック委員会 近畿ブロック委員会 中・四国ブロック委員会 九州ブロック委員会