全国の組合だより〜神奈川県 柳川一朗理事長が5期15年の実績を踏まえ6選
県の禁煙条例制定に組合の立場を反映
柳川一朗理事長 神奈川県飲食業生活衛生同業組合は、5月27日に平成21年度通常総会を開催しました。
神奈川県においても営業環境の悪化が続く中で、売上の低下や店舗廃業により組合員の減少が続き、昨年度は過去最高の減少となりました。
そのような状況の中で、組合は県の禁煙条例制定に対して、分煙化への取り組みを推進する一方で、現状の飲食店経営の実情と営業環境が厳しい中での条例の早期制定は、組合員の営業への影響が大きいものがあるとして、関係機関や県議会に積極的に陳情を行ないました。その結果、当初条例案に示された100平方メートル未満の飲食店を3年間対象から除外、さらに罰金も5万円から2万円へと見直しに結びつけることができました。
また、これからの組合事業や飲食店経営に不可欠であるインターネット事業を推進し、青年部が中心となり基本サイトの確立を行ないました。
通常総会では20年度の事業活動、決算。21年度の事業計画、予算が審議されました。21年度の事業計画では、厳しい経済状況の中で、組合員の減少を食い止め、未加入店の加入促進を図るために、組合活動の効率化と実効性の伴う事業に取り組んでいくことが提起され承認されました。
任期満了に伴う役員改選では柳川一朗理事長が5期15年の実績を踏まえ6選されました。
通常総会後の表彰式には多くの来賓も出席し、28名に理事長表彰が、47名に優良女将表彰が授与されました。優良女将表彰は全国の組合にもあまり例を見ない表彰制度です。