株式会社日本政策金融公庫が発足
「政策金融の的確な実施」と「ガバナンスの重視」を基本理念に
平成20 年10 月1 日、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫及び国際協力銀行(国際金融等業務)が統合し、株式会社日本政策金融公庫(以下「政策公庫」)が誕生しました。
政策公庫は、「政策金融の的確な実施」と「ガバナンスの重視」を基本理念に掲げ、民間金融機関の補完を旨としつつ、統合前の各機関が担ってきた業務の専門性を維持・強化し発足しました。政策公庫は、政府が株式の全額を常時保有することが法律で定められており、公共性の高い政策金融が行われます。
また、国民生活金融公庫が行っておりました生活衛生融資をはじめとする事業資金融資は、そのまま政策金融に承継され、【国民生活事業本部】が担当となります。
政策公庫の代表取締役総裁には中小企業金融公庫総裁であった安居祥策氏が就任し、国民生活事業担当では、代表取締役専務取締役に村瀬吉彦氏(前国民生活金融公庫理事)、常務取締役に飛田康隆氏(前国民生活金融公庫理事)、中村吉夫氏(元厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)、取締役に宮原正治氏(前国民生活金融公庫特別参与)、茂木博夫氏(前国民生活金融公庫理事)がそれぞれ就任されました。