katou 〜融和と団結〜
組織を見つめ直し、新しい道筋をつくる
加藤 隆新会長 就任挨拶
 

 このたび、皆様からのご推挙を賜り、全飲連会長に就任いたしました、群馬県の加藤隆です。
 私は、8年間にわたる総務委員長の任を通じ「全飲連は何よりも融和と団結が必要であり、生衛業界最大の組合である全飲連の組織力を発揮して飲食業界の発展と社会的な使命を果たしていくことが何よりも重要である」ことを学ばせていただきました。この精神が組合員一人ひとりのご商売の発展にも繋がると確信しています。
 飲食業界は、原油価格高騰に伴う食材の価格上昇や地域間格差の拡大など極めて厳しい環境に置かれています。さらには多発する食品表示偽装問題が追い打ちをかけ、消費者意識とそのニーズは「食の安心・安全」へと向かっています。
 このような状況の中で「時代が求めるニーズとスピードについていく」ことが、生き残りのテーマになっていると考えます。今まさに飲食店の意識や姿勢が問われており、経営においても守りから攻めへの転換が必要なのです。
 全飲連としましても、最新情報の収集や提供などに努めるとともに、問題に対応するための具体策の検討と、その支援を行っていきます。着実かつ迅速な組合運営を推進するためにより一層努力してまいります。
「食」を通じた社会への貢献と、責任を果たすことで業界の存在感をさらに高め、新しい世代へバトンタッチする、これが私に課せられた使命だと思っています。誠心誠意、務めていく所存でございますので、皆様方のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。