全飲連20年度 第1回理事会及び第46回通常総会開催
    新会長に加藤隆群馬県理事長を選出、
総務委員長には石川東功埼玉県理事長
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  挨拶する田中会長と加藤新会長
   

 平成20年6月3日(火)、平成20年度第1回理事会及び第46回通常総会が、佐賀市・龍登園にて行われました。
開会に先立ち、小城哲郎専務理事より、平成20年度春の叙勲において、田中清三会長(大阪府)が旭日小綬章、山田金三理事(大阪府)が旭日単光章、中田正己副会長(三重県)が藍綬褒章をそれぞれ受章されたと紹介がありました。
 全国大会開催県である佐賀県の澁田正則理事長による歓迎の挨拶に続き、田中会長が「原油高騰に伴う食材・原材料の価格上昇、食品の産地や消費期限の偽装など、業界を取り巻く問題はさらに大きくなっているように思われます。佐賀県大会では我々の意識を高め、各店舗の営業に反映できるよう取り組んでいければと考えています。大会を大成功させ、我々の元気を取り戻す契機としましょう。ご協力ください」と挨拶を述べました。

 

●第46回通常総会

積極的に幅広い事業を推進  理事42名、監事2名を選出

 続く通常総会では、第1号議案/19年度事業報告、第2号議案/19年度収支決算報告、第3号議案/19年度会計監査報告、第4号議案/19年度剰余金処分案、第5号議案/20年度運営資金借入案、第6号議案/20年度事業計画、第7号議案/20年度収支予算案、第8号議案/役員改選について審議されました。
 第1号議案の事業報告について、小城専務理事より「平成19年度は飲酒運転による罰則の強化、安心・安全の信頼性の低下、原油高騰による食材のコスト負担増による経営環境の悪化等、飲食店業界の経営環境は依然厳しいものでした。
 全飲連としてもブロック委員会等を通じ、各都道府県地域の現状を把握しながら関係省庁、生活衛生中央会と連携し、その対応に努めました。特に昨年10月の生衛法施行50周年の記念式典で、田中会長が中央会理事長として行った功績が高い評価を得ました。また、原産地表示や食事バランスガイドの普及促進に向け、各地域がそれぞれ積極的に取り組んでいます」と報告がありました。
 第6号議案の20年度事業計画案に関しては、3月の総務委員会で既に承認されており、小城専務より「◎一般飲食業標準営業約款(飲食店営業)制度の登録促進に関し、各組合で加入促進が図られ、平成20年2月現在の登録は337件。本年度の募集に向けて各地域にて説明会等を実施し、制度普及へご協力ください。◎20年度の税制改正運動では、中小企業者が一定以上の設備を取得した場合に認められる特別償却制度及び税額控除制度の適応期限が2年間に延長。◎パート労働者への対応に関しては、情報収集を継続し、適切に対応していくことが求められます。◎関係法令に準ずるとして、健康増進法の受動喫煙防止対策推進、食品リサイクル法、個人情報保護法について、今後も連合会として適切に対応。◎飲酒運転根絶のためのハンドルキーパー運動の促進、外食における原産地表示のガイドラインを推進していきたい」と報告及び協力要請がありました。
 第8号議案の役員改選では、理事42名、監事2名が選任されました。
 第1〜8号すべての議案に関して全会一致で承認されました。

 

●平成20年度第1回 理事会

加藤新会長のもと新執行部を選出

 通常総会に続き、理事会が開かれました。
 第1号議案/会長・専務理事の選任について、まず、専務理事には小城専務理事が指名されました。次に小城専務理事より会長の選任に関し「3月26日開催の平成19年度第3回理事会で、田中会長の退任後、新会長には加藤副会長を推挙することが決まったため、今回は選挙管理委員会を設置しませんでした」と経過報告がありました。
 会長・専務理事ともに全会一致で承認されました。 
 第2号議案副会長の選任では、ブロック毎に協議し、新ブロック長6名を選出。また、会長指名で副会長7名が指名され、合計13名の副会長が全会一致で承認されました。

■副会長(敬称略)
柳川 一朗(神奈川県)
石川 東功(埼玉県/関東・甲信越ブロック長)
阿部新治郎(東京都)
中島 康介(秋田県/北海道・東北ブロック長)
當山 政順(沖縄県)
森川  進(静岡県・東海/北陸ブロック長)
中田 正己(三重県)
宍道榮一朗(鳥取県)
福岡 政弘(福井県)
高木 繁壽(京都府/近畿ブロック長)
山田 金三(大阪府)
倉本 和義(広島県/中・四国ブロック長)
杉  正道(福岡県/九州ブロック長)