著作権手続きの適正化へのご尽力に感謝します。
(社)日本音楽著作権協会
理事長 加藤 衛
全国飲食業生活衛生同業組合の皆様、明けましておめでとうございます。皆様方にはご健勝にて希望に満ちた新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
また、平素はJASRACの業務に深いご理解と格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
私は、昨年10月の役員改選で理事長を拝命することになりました。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
本年は、飲食店におけるカラオケ音楽著作権の利用許諾手続きを、小規模店を含めて全面的に開始した1998年から丸10年を迎えることとなりました。
全国の飲食店を対象とするカラオケ利用の著作権管理につきましては、皆様方のご理解とご協力のお陰をもちまして、適法利用率が全国平均で約90%に達しております。この適法利用率を達成できましたのは、音楽著作権手続きの適正化に対する貴組合のご尽力の賜物と、この場をお借りして改めて感謝申し上げる次第です。
昨年発行された100年以上の歴史を持つ世界的なレストランガイドで日本の飲食店が非常に高い評価を得たことや、ゴルフのタイガーウッズが日本酒を愛飲していることなど、日本の飲食に関する報道が最近増えているように思います。
本年も益々日本の食文化に世界中の注目が集まり、皆様にとりまして、さらなるご繁栄とご発展の年となりますよう心よりお祈り申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。