会員証発行 税制改正運動 標準約款登録推進
    新 年 度 の 事 業 計 画 を 決 定
 全飲連 平成18年度第3回理事会開催



 
理事会後の懇親会で京都大会のアピールをする高木京都府理事長と役員 田中清三全飲連会長  

 3月14日、大阪府北区の大阪全日空ホテルにおいて全飲連平成18年度第3回理事会が開催されました。小城哲郎専務理事が司会者となり、議事では議長に田中清三会長、議事録署名人に加藤隆副会長(群馬県)・石川東功副会長(埼玉県)を選出、審議に入りました。議事については、次の通りです。

〈第1号議案〉
平成19年度事業計画案の承認の件

1.第45回全飲連全国京都府大会:平成19年6月13日に京都市国立京都国際会館メインホールで開催。前日に代表者会議、青年部総会、女性部総会を京都ブライトンホテルで開催。
2.ブロック委員会日程:9〜10月で日程調整を行う。
3.会議関係:理事会等(総会1回、理事会3回、正副会長会議3回)、委員会等(総務1回、財務2回、事業1回、福祉厚生1回、特別委員会・全国大会1回、組織拡充対策1回、事務局長会議1回)
4.組織拡充対策:昨年度に引き続き宮城県を中心に設立対策を講じる。
5.生活衛生関係融資事業:平成19年度は、貸付計画額1千8百億円(前年度2千億円)を確保。
 特に昨年来の政府系金融改革は業界あげての運動により生活衛生貸付制度の存続が閣議決定し、更に中央会を中心とし全飲連においても関係議員の先生方等に対し積極的に陳情活動を続けた成果から、本年3月に国会で審議される新政策金融機関設置法案への生活衛生資金貸付制度が引き続き継承され担保されたことは大きな成果をあげたといえる。
 平成20年10月より政府系金融機関がひとつに統合され「株式会社日本政策金融公庫」という新名称により新たな組織となることから、引き続き制度が埋没しないよう注視し推移を見守る必要がある。
 また、かねてより要望を行っていた標準営業約款登録者に対する融資制度の特例措置が平成19年度より実施されることとなった。
6.組合振興事業:平成19年度組合振興推進事業として、生衛関係予算枠において、本年度も2億3千万円が確保され、組合連合会及び組合が今後推進事業を事業計画に基づき実施する。
7.表彰事業:生衛法施行50周年記念式典(10月31日、ホテルニューオータニ)厚生労働大臣、中央会理事長表彰。全国大会式典(6月13日、国立京都国際会館)厚労省健康局長表彰、中央会理事長感謝状、全飲連会長表彰に加え、会長特別感謝状、永年退職役員感謝状。
8.共済関係事業:交通・普通傷害共済、食中毒賠償共済、総合賠償共済、所得補償保険、団体積立終身保険、おみせーる、自動車保険集団扱い
9.一般飲食業標準営業約款制度の登録促進:各組合において加入促進が図られ、平成19年2月現在の登録分で288件。制度上の問題点の改善も配慮しつつ、本年度第5回募集(5月)に向け、各地域において説明会等の実施を積極的にお願いし、制度普及に全力をあげる。
10.税制改正運動:平成18年度に議論されたパート等の短時間労働者に対する厚生年金適用拡大問題は、前回の厚生年金関連法改正施行後5年を目途として再検討する形となっていた経緯から再度審議が再開。
 昨年末以来厚生労働省内においてヒヤリングが行われ、飲食業界においても中小零細企業の負担が膨大になる懸念から、拙速な導入に反対の立場を、中央会を軸に展開。今後の国会等の推移を見守る必要がある。
11.関係法令に準ずる対応:健康増進法の受動喫煙防止対策推進、食品リサイクル法、個人情報保護法、飲酒運転根絶(平成19年度厚生労働省交通安全業務計画案)、「外食における原産地表示のガイドライン」、カラオケ音楽著作権使用料等について対応していく。
12.会員証発行事業:カードに付加価値を与えるための各種サービスの提供等、他の団体の会員証の検証を行いながら、当面3万枚の発行を実施する。
13.広報事業:全飲連ニュースを年4回発行
14.クレジットカード加盟店手数料率引き下げ問題:先進事例等を考慮しつつ各都道府県単位による関係会社等の交渉が望ましく、今後全飲連としても検討研究を重ね、その実現を図る。

〈第2号議案〉
平成19年度収支予算案承認の件

〈第3号議案〉
第45回全飲連全国京都府大会の件

 大会スローガン、大会宣言決定(1頁参照)

〈第4号議案〉
第47回全国大会開催候補地の件

 平成21年に開催される第47回全国大会は静岡県(グランシップ静岡)に決定。

〈第5号議案〉
平成19年度第1回理事会及び通常総会開催

日程及び開催場所の件
 代表者会議を理事会及び総会に振り替える(6月12日:京都ブライトンホテル)

〈第6号議案〉
第21回参議院議員通常選挙における推薦について

 以上議案が提案され全て承認され第3回理事会は終了。続いて懇親会が開催され、和やかな雰囲気の中お互いに親睦を深め、大阪〆で閉会となりました。