ト ピ ッ ク ス
大阪
田中会長の中央会理事長就任を祝う会 有志相寄っての集い去る9月8日に、大阪全日空ホテルで田中清三全飲連会長の全国生活衛生同業組合中央会(通称中央会)の第24代理事長の就任を祝い励ます会が開催されました。
大阪府飲食業生活衛生同業組合と全飲連が中心となり開催されたこの会には、地元大阪府の組合関係者、全飲連の各県理事長、行政や議会関係者、商社関係者ら約二百人の方々が参加しました。
会では、多くの来賓の皆様から、田中会長が生衛業界の推進役として、一層の活躍をすることへの期待が寄せられました。
生衛業界最大の組織である全飲連の会長が、初めて中央会理事長に就任した喜びと、田中会長の人柄を慕うまさに「有志相寄っての集い」というのに相応しい和やかな会となりました。
また、田中会長のリーダーシップを期待するとともに、地元大阪の組合も全飲連も田中会長を協力にバックアップしていくことが参加者の共通の思いとなりました。
静岡
「飲食店における良好な食事バランス」講演会開催食事バランスガイド活用の
ヒントを学ぶ10月31日掛川市で行われた近藤今子先生による講演 静岡県飲食業生活衛生同業組合は、9月14日から10月31日にかけ、沼津市、三島市など県内14ヶ所で「飲食店における良好な食事バランス」講習会を行いました。これは平成18年度の静岡県委託事業により、健康で豊かな食生活の実現のために、農林水産省と厚生労働省が作成した「食事バランスガイド」の周知を図るため開催されたものです。講師には、小川進、近藤今子、渡辺恵美子、若林恭子、川上栄子の各氏を招き、食事バランスガイドの概要と、飲食店における応用をわかりやすく説明していただきました。
食事バランスガイドは、材料をコマの形になるようパズルのように当てはめて、簡単にメニューの栄養バランスを表示でき、また消費者にも一目でわかりやすいことが特徴です。メタボリックシンドロームなど、生活習慣による病気予防の側面から、食への関心が高まり、飲食店での食事の栄養成分を知りたいという消費者の要望は年々強くなってきています。しかし、これまでの栄養成分表示は計算が難しいこともあり、なかなか実践にはいたらない店も多かったのが現状です。これを実際に店で活用するため、会場では講演の後、実際に自分でメニューの材料表を見ながら、食事バランスガイドにあてはめて作ってみる例題などが行われ、真剣に取り組む組合員の姿が見られました。
群馬
食と文化のシンポジウムと試食会
服部幸應氏による“食育”の講演も群馬県飲食組合青年部による試食コーナーは大盛況
群馬県立女子大学(群馬県玉村町)で、「群馬の食と文化」をテーマに第8回群馬学連続シンポジウムが開催されました。JA関係者、大学教授らと共に、群馬県飲食業生活衛生同業組合の加川正孝専務理事がパネラーとして参加して群馬の食を語りました。
加川氏からは、特産品、名物料理などの食文化が育たないといわれる群馬県において、組合青年部が中心となって新しい食文化の創造に取り組んでいる事例などが紹介されました。
実際に会場の外では、群馬県組合青年部有志によって地産地消をテーマにした試食コーナーが設置され、無料で提供されました。群馬県産ゴロピカリ(お米)、きのこ、豚肉、野菜などの地元の食材を使った料理は好評で、ほとんどが早々と完食となっていました。
また、服部幸應氏による「食育のすすめ」と題した講演会もおこなわれ、会場を訪れた多くの人がユーモアを交えた服部氏の講演に聞き入っていました。