全飲連データファイル
■平成13年外食産業の市場規模(推計値)
2001年(平成13年)の一般飲食店はじめ、宿泊施設の飲食、集団給食、料飲店なども含めた外食産業市場規模は26兆9,118億円。弁当、惣菜、小売主体のファーストフードなど料理品小売業を合算した広義の外食市場規模は32兆262億円。料理品小売業の料理品にコンビニ、スーパー、百貨店での惣菜弁当などを含めたいわゆる「中食」の市場規模は6兆609億円。(外食産業総合調査研究センターデータより)
■平成13年外食産業の業種別市場規模(平成13年推計値)
一般的な外食部門(一般飲食店、喫茶店、居酒屋、ビヤホール等)は、15兆1,877億円。内訳は一般飲食店12兆7,649億円、喫茶店1兆1,789億円、居酒屋・ビヤホール等1兆2,439億円。(外食産業総合調査研究センター・「外食産業市場規模推計値」(H13)データより)
■外食企業の経営
1店舗当たりの月次売上は全体平均で910万円。業態別ではファーストフード650万8,000円、ファミリーレストラン1,174万8,000円、パブ・居酒屋1,174万8,000円、ディナーレストラン1,690万6,000円、喫茶623万6,000円。平均客単価はファーストフード725円、ファミリーレストラン1,025円、パブ・居酒屋2,217円、ディナーレストラン3,398円、喫茶337円。売上高経常利益率は全体で6.2%。売上高に占める原材料費は全体で34.7%。
売上高に占める人件比率は全体で27.0%。業態別ではファーストフードが24.9%、ファミリーレストランは30.2%、ディナーレストラン27.8%、パブ・居酒屋21.5%。
売上高家賃比率は全体で9.1%、売上高水道光熱比率は全体で4.1%。パート比率は全体で81.2%。
(JF外食産業市場動向調査(H13)および外食産業経営動向調査(H13)より)
■エンゲル係数は23.3%
消費支出に占める食料費の割合を示すエンゲル係数は、昭和40年には38.1%でしたが、生活水準の向上とともに低下が続き、54年には30%を下回り、平成12年には23.3%となりました。エンゲル係数。一般的に、エンゲル係数が低いほど生活水準が高いとされています。(家計簿から見たファミリーライフ・総務省統計局より)