全飲連14年度第1回理事会及び第40回通常総会を開催
田中清三会長を再選、
第46回大会の佐賀県開催を決定
平成14年度の第1回理事会および第40回通常総会が、平成14年5月24日、マリナーズコート東京で開催されました。理事会では平成13年度の事業報告、収支決算報告、会計監査報告など6議案について審議されました。続いて行われた通常総会では、役員改選など9議案が審議されました。役員改選では田中会長が再選、副会長にはブロック長、会長指名として合わせて13名が選出されました。
理事会には理事総数43名のうち、39名が出席しました。田中会長は、あいさつの中で「会長になって2年が過ぎようとしています。BSE問題では食肉業界と一致団結して、取り組んでまいりました。奇しくもこの事が会長としての私を成長させてくれたと感じています。また、この組織の重要性を知ることにもなりました。」と語りました。
議事に入る前に、石川副会長(埼玉)の藍綬褒章受章が報告されました。続いて、議事録署名人には柳川副会長(神奈川)と石川副会長が指名され、議事に入りました。
第1号議案「平成13年度事業報告の承認の件」として、小城専務理事より一年間の事業について報告がされました。大きくは、BSE関連の緊急特例融資制度が発動され、今年10月31日まで延長されました。また、対応策として環境衛生議員連盟世話人会や自民党農林水産関係合同部会などの会合の場で業界を代表して、事態の深刻さを訴えるなど活発な運動を行ってきたことが報告されました。
組織拡充強化事業では、平成14年度から青森県が新規加入することと宮城県においても結成に向けて前向きに検討されていることが報告され承認されました。
続いて、第2号議案「平成13年度収支決算報告の承認の件」、第3号議案「平成13年度会計監査報告」、第4号議案「平成13年度余剰金処分案の承認の件」、第5号議案「平成14年度運営資金借入案の承認の件」についても承認されました。
第6号議案「その他」では、前回の理事会に引き続いて尾辻秀久財務副大臣の後援会に対する献金についての協力要請がありました。また、榊理事長(香川県)より瀬戸大橋の通行料金の見直しを求める署名運動について再度お願いがありました。
引き続いて行われた第40回通常総会では、主に第八号議案「役員改選の件(理事及び監事の選任)」について審議が行われ、理事43名、専務理事1名、監事2名が選出されました。
その後、第1回理事会に振り戻され、役員の選任が行われました。まず、選挙管理委員会の榊委員長から、先立って行われた委員会で会長には田中会長のみが立候補し、当選したことが報告されました。それを受けた第1号議案「会長、専務理事の選任の件」で、会長には田中清三理事長(大阪府)が、専務理事には小城哲郎がそれぞれ再選されました。
第2号議案「副会長の選任の件(ブロック長)7名」については、各ブロックで互選が行われ、東北・北海道ブロックは中島康介理事長(秋田県)、関東・甲信越ブロックは石川東功理事長(埼玉県)、東海・北陸ブロックは井上克彦理事長(岐阜県)、近畿ブロックは羽藤重信理事長(兵庫県)、中国ブロックは真藤和典理事長(広島県)、四国ブロックは木曽秀雄理事長(愛媛県)、九州ブロックは川添俊明理事長(福岡県)がそれぞれ選出されました。
第3号議案「副会長選任の件(会長指名)5名」については、選挙管理委員会と会長からの要望により一名を増やし6名とすることが確認されました。加藤隆理事長(群馬県)、阿部新治郎理事長(東京都)、柳川一朗理事長(神奈川県)、板倉正男理事長(愛知県)、當山政順理事長(沖縄県)、坂口哲夫理事長(岡山県)が選出されました。
第4号議案「その他」では、松江大会委員長(長野県)から前回の理事会から継続審議となっていた第46回大会の開催地について審議事項が提出され、佐賀県で開催することが決定しました。
また、木曽事業委員長(愛媛県)から全飲連フェスティバルについて提案が出され、全国大会に併せて行われる代表者会議で審議することが確認されました。
続いて、全青連から理事との意見交換の場を要望されているということが報告されました。