理事長年頭所感
JASRAC
一般社団法人日本音楽著作権協会
理事長 伊澤 一雅謹んで新春のお慶びを申し上げます。
日頃より、貴連合会ならびに組合員の皆様におかれましては、私どもJASRACの音楽著作権管理業務にご理解とご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
新型コロナウイルスとの闘いも丸3年となり、この間、人々の活動は大きな制約を受けました。音楽家もまた例外ではなく、公演やイベントの中止や新曲発表の延期などが相次ぎ、厳しい環境に置かれました。
それでも全国津々浦々のお店で、生演奏やカラオケ、BGMなど音楽を楽しんでいただいていることで、音楽家は創作の意欲を失わず、新たな音楽を送り出すことができております。著作権使用料が音楽家に還元されることで、新たな創作につながっております。
困難にも絶えることのないこの「創造のサイクル」こそ、貴連合会ならびに組合員の皆様と私どもJASRACの間で、昭和の時代から今日まで半世紀以上にわたって続く信頼の証であり、長年のご支援にあらためて感謝申し上げます。
今年はいよいよ社会経済活動の本格的な再開の年になります。新型コロナやウクライナ危機など、決して楽観することはできませんが、この困難な時代を共に乗り越えることができるよう、JASRACは皆様との信頼関係を一層深めて参りたいと存じます。引き続きJASRACの業務に対し変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
末尾となりましたが、本年が貴連合会ならびに組合員の皆様にとりまして、さらなるご繁栄とご発展の年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。