青年部・女性部合同広島県研修会及び懇親会
日本海軍の本拠地だった広島県呉市へ
 

 令和4年10月5日・6日の両日、広島県呉市で「青年部・女性部合同 広島県研修会及び懇親会」が行われました。5日の正午にJR呉駅に集合し、徒歩で『大和ミュージアム・海上自衛隊呉史料館』(愛称:てつのクジラ館)に行き、2時間見学しました。
 海上自衛隊呉史料館は、海上自衛隊佐世保史料館の水上艦、鹿屋航空基地史料館の航空機と並んで、潜水艦と掃海を展示する史料館です。海上自衛隊の有する史料の展示・保存等を通じて、海上自衛隊員の教育及び、広く国民一般等への広報活動により海上自衛隊に対する理解の促進並びに地域との共生に貢献することを目的としています。
 潜水艦のオブジェは、愛称の“てつのクジラ”そのもの。用途廃止済の実物潜水艦が展示されており、乗艦してその内部を見るなど貴重な体験ができました。
 宿泊先のクレイトンベイホテルに到着後、15時30分より研修会が行われました。曽根振貴広島県青年・女性部長が司会を務め、朝日努全青連会長と中山八重子全女連会長の挨拶に続き、『呉海軍ものがたり』と題した講演が元大和ミュージアム参事の相原謙次氏を講師に迎えて開催され、当時の日本海軍の闘いの歴史や呉の街の歴史を知ることができました。
 その後、「全国大会における全青連・全女連の役割を考える」をテーマに、参加者が意見を交わしました。
 18時からは懇親会が開かれ、広島県飲食組合の千玉敏之理事長やご来賓に新原芳明呉市長、広島県飲食組合賛助会の佐々木泰平会長をお迎えしました。全国山口県大会のお礼や次の熊本県大会へのお誘いなど、和気あいあいとした雰囲気で参加者は親睦を深めました。
 翌6日はバスで、「海上自衛隊呉地方総監部」を見学し、艦艇の雄姿を堪能しました。次の「アレイからすこじま」は国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができる公園。海上自衛隊の潜水艦と護衛艦がイカリを下ろしていました。今回は、海軍の本拠地だった呉が担ってきた役割、そして今も担い続ける役割を脳裏に焼き付けた研修会となりました。