労働災害防止対策の徹底をお願いします

 

 令和3年の労働災害件数(休業4日以上の死傷者数)が、平成10年以降過去最多となり、厚生労働省労働基準局が注意喚起を促しています。
 特に飲食店については、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、長期間の事業自粛が要請されたほか、生活スタイルの変化に伴うフードデリバリー需要の急激な拡大等、取り巻く環境の変化などから、「転倒」「切れ・こすれ」「高温・低温物との接触」「新型コロナウイルス感染症」等の労働災害が多く見られます。


飲食店における労働災害防止対策の徹底について

■今後の懸念
①接触機会拡大によるコロナ感染
②離職者を補うため、経験が浅い人を雇う
③人手不足
④デリバリー需要の拡大

■対策の観点
①「転倒」対策として、4S(整理・整頓・清潔・清掃)の徹底。
②「切れ・こすれ」対策として、刃物から目線を外さない。
③「高温・低温物との接触」対策として、適した服装の徹底。
④「交通事故」対策として、事故が多発している地域を「見える化」するハザードマップの作成。
⑤「コロナ」対策として、バックヤードなどでの「3密」防止。