令和4年度代表者会議 |
壇ノ浦、巌流島、討幕の志士…激動の歴史舞台で
飲食業の新たな夜明けに望む |
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令和4年5月24日(火)午後3時より、山口県下関市の下関グランドホテルで、代表者会議が行われました。
冒頭、7月の参議院選挙に向けて生活衛生同業組合連合会が支援する前参議院議員で元厚生労働副大臣の木村よしお氏があいさつに駆け付けました。年金・医療・介護・子育てと社会保障のエキスパートです。
今回は、全国大会前日に行われる理事会と通常総会が、6月16日に都内のホテルで開催されるため、代表者会議のみ行われました。
■風光明媚な下関は歴史と観光のまち
最初に開催県山口県の理事長で大会実行委員長の青木光海さんより「おいでませ、山口へ。皆さん、窓の外をご覧ください。目の前に関門海峡。向こうに見えるのが九州。斜め前にあるのが源平の戦いで有名な壇ノ浦。宮本武蔵と佐々木小次郎が戦った巌流島もあります。このように、下関は歴史と観光のまちです。この3年間、フルスペックで全国大会を開催できませんでした。群馬県が延長して、規模を縮小して全国大会を開きましたが、そういった悔しい思いを引き継いで、我々はこの大会を準備してきました。コロナ禍で大変でしたが、皆さんが足を運んでくださったことに、組合員一同、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。短い2日間ですが、精いっぱいのおもてなしと、組合員同士の交流を深めていただき笑顔でお帰りいただければと思います」と挨拶がありました。
続いて、前回の全国大会開催県の群馬県より、故深堀達義理事長に代わり桑原勝宏理事長代行が感謝の意を述べました。
■次回の60年記念大会は復興支援がテーマ
今回の議事は、全国山口県大会の概要と説明が行われ、質疑応答がありました。
また、次回全国大会について、第60回の記念大会なので、自然災害で大きな被害を受けた熊本県の復興支援大会として実施する旨が説明されました。
■その他
・新潟県の町田宏之理事長より音楽著作権法の改正で、今年10月からは他社が参入し、音楽使用料金の徴収がジャスラック以外からも行われる懸念が伝えられました。
・受動喫煙防止条例の制定主体が多様化した結果、都道府県条例と市町村条例が併存する可能性が生じており、その場合には、改正法、都道府県条例、および市町村条例の3重の規制が、同一の施設管理権限者等あるいは喫煙者などに及ぶおそれがある。
また、改正法にいう「受動喫煙」は、たばこから発生した副流煙にさらされることで、二次喫煙を想定。しかし、東京都子ども条例および福山市条例では、条例上の「受動喫煙」の定義に、「たばこを吸っている他人の呼気に含まれる煙(肉眼で見える煙に限らず、残留するたばこの臭気その他の排出物/残留物を含む)にさらされること」と、いわゆる三次喫煙(残留受動喫煙)を加えた概念がみられ、受動喫煙対策の範囲を拡大させているといった指摘がJTよりありました。
・アフターコロナの飲食業界を盛り上げることを目的としたチームが、厚生労働大臣を筆頭に編成され、雇用調整助成金についてのヒアリングの一環として、生活衛生同業組合の中から飲食業と宿泊業からアンケートを各100枚ほどとって提出するため、協力が求められました。