内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室発表の資料より
話すときはマスクを着用
コロナウイルスの空間中の拡散・吸い込みを
抑制しましょう

 さらなる感染拡大を防ぐためにマスクの着用が強く推奨されています。マスク着用の主な目的は、会話や咳による飛沫の飛散や吸い込みを防ぐこと。近年の研究では、飛沫を出す側と吸い込む側、両者の距離感やマスクの着用状況、マスクの素材(性能)によっても、防御効果に大きな違いが生まれることが分かっています。
 スーパーコンピュータ「富岳」によりマスクの効果を検証したところ、不織布マスクなら大きな飛沫の飛散をほぼ100%防止。小さな飛沫でもおよそ70%を防止できることが明らかになりました。

 
 
 
  東京大学医科学研究所のデータを基に内閣官房作成

 

マスク素材の違いによる計測結果

●全体をマスク装着時の捕集効率でカテゴリー分けすると、おおよそ不織 布、布マスク、ウレタンマスクのグループに分けられる。
●不織布マスクの方が一般的に性能が良いことが実験でも確認できたが、不織布マスクにも性能差はある。

 
  提供:理研・豊橋技科大・神戸大 / 協力:京工繊大, 阪大, 大王製紙