中央会をはじめ3団体が
JASRACに減免申請

 (一社)全国生活衛生同業組合中央会・(一社)日本カラオケボックス協会連合会・(一社)カラオケ使用者連盟が、令和2年3月30日付で(一社)日本音楽著作権協会(ジャスラック)に対し、「新型コロナウイルス感染症」による被害状況及び著作権使用料の減免を要請しました。
 カラオケボックスにおいては、前年同時期(3月1日〜8日)比較で売上げは30.4%減となり、飲食業でも昨年3月比で4割以上の収益減となった事業主が7割(生活衛生中央会調査)となっています。
 2月中旬に屋形船での宴会で感染者が出たことなどから、カラオケのマイク使用についても報道され、歌うことによって感染が拡大するかのような風評被害が広まったことも影響しており、社交飲食業をはじめカラオケ関係業界の収益は大きく減少し、経営の継続が難しい状況にある事業者も多くあります。
 その結果、今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるカラオケ設置店への音楽著作権使用料免除が認められました。
 申請については、原則的には個人契約者がJASRACホームページより電子申請することもできますが、組合または支部等で取りまとめて一括申請できるようになりました。