世界へまいど 食の大阪 たべてんか!
第56回 全飲連全国大阪府大会まで6カ月


理事長訪問 第20回 大阪府

大阪府飲食業生活衛生同業組合
亀岡 育男 理事長に聞く

左から阿藤政己副理事長、亀岡理事長、西村隆兆事務局長

食文化には自信がある
大阪を見ていただきたい

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―おおさか飲食の現状を教えてください。
亀岡理事長■42支部・組合員数は約2,300名で、微増傾向。下げ止まり感はあります。業界全体を見ても新規創業が多いです。
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―組合員増強のために、組合としてどのような取組みをしていますか?
亀岡理事長■自分たちでやれることはやっていこうと思っています。具体的には、今年6月から枚方市の保健所と連携して、飲食店営業の書き換えの講習時には、組合役員が出席させていただき、組合のメリットをご説明させていただいております。半年が経過しますので、効果を調査するところです。
 また、ぐるなびとの提携によるセミナー開催なども組合員メリットとして打ち出しています。今後も全飲連と共通のテーマで、食品衛生水準の向上の啓発に努めていきたいと考えています。
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―全国大会の準備の進行状況はいかがですか?
亀岡理事長■副理事長、支部長を中心とした実行委員会で、どうやったら大阪に来ていただけるか議論を重ねています。食文化には自信がありますが、そこに国の成長エンジンである観光を加えて、大阪を見ていただきたい。大阪に限らず外国人旅行者は多く、国も2020年には4,000万人、大阪だけでも2,000万人の外国人誘致が目標のようですが、そういったインバウンドに対する対応も視野に入れて取組んでいきたいですね。
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―組合としてインバウンド対応はどうされていますか?
亀岡理事長■指さしシートや多言語メニューの活用などに取り組んでいます。これは組合だけでなく、商工会議所や観光協会とも連携しながらやっていく必要があります。組合員には、先手を打つ意識をもって取組んで欲しいと話しています。    
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―全国の組合員にどんな大阪をPRしたいですか?
亀岡理事長■大阪は日本で最もラテン的な地域といえます。多様な価値観を持ち、遊びや自由を愛し、食文化をはじめ豊かな文化が息づいて、いつ来ても賑やかな都市です。大阪の台所『黒門市場』や大阪を代表する繁華街の『心斎橋』や『道頓堀』のパワーはもちろんですが、今大阪で一番勢いのある飲食エリアの『裏なんば』。お初天神への参拝客以外に、梅田界隈で働くビジネスマンやOLの食事処として親しみやすい『お初天神通り商店街』。エンターテイメントショッピング施設の『ユニバーサル・シティウォーク大阪』など、新しい大阪の食の動きも見てほしいですね。決して高級なところばかりでなく、ローコストで高回転率な店づくりにふれることは、きっといい勉強になると思います。    
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―本日はありがとうございました。

第56回全飲連全国大阪府大会
みなさん大阪にいらっしゃ〜い!
ええとこいっぱい!大阪

第56回 全飲連全国大阪府大会
■開催日時/平成30年6月13日(水)
■開催場所/大阪府立国際会議場 (グランキューブ大阪)
■受付開始/12:00
■式 典/14:00
■懇親会 /18:00〜(リーガルロイヤルホテル)

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海遊館
道頓堀クルーズ
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