組織拡充に全力を傾注

    2015年 新春挨拶
生活衛生同業組合
活動推進月間の制定で
活動を強化
全国飲食業生活衛生同業組合連合会
会 長  森 川  進
 

 平成二十七年新春を迎え謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
 平素より全飲連の運営に対しまして、全国各都道府県の役員、組合員の皆様方には格別なご理解とご支援をいただき心から御礼申し上げます。
 さて、飲食業界を取り巻く経営環境は、アベノミクス効果による大手企業や都市部の景気回復基調は堅調ではあるものの、依然、原材料費の円安による高騰や地方の中小飲食店の環境改善には厳しいものがあります。
 全飲連といたしましても、一昨年より取組みを強化して参りました組織拡充に全力を傾注しているところであり、更には本年この十一月より全国規模において、生活衛生同業組合活動推進月間が制定され、生衛業が一丸となって活動をより強化し諸事業を積極的に実施することも周知のとおりでございます。
 また、昨年の四月に実施された消費増税の経済影響を踏まえた衆議院の解散においては、首相の消費税10%への引上げ延長を判断した衆議院総選挙では飲食業界への影響を最小限にすべく飲食料品に対する軽減税率の適用が図られるよう、引き続き国会の先生方等へ要望を行い、組合員の皆様方の営業に更なる活力が生まれますよう、全飲連といたしましても組合振興策を打ち出さなければなりません。
 本年は第五十三回全国福島県大会が六月二十四日福島市において開催されます。その準備には主管である福島県組合紺野理事長はじめ役職員の皆様方が日夜その準備に奔走されています。お一人でも多くのご参加を心からお願い申し上げる次第であります。
 飲食業界を取り巻く環境も明るさが見えて参りました。これらを契機に皆様方組合が一層結束され、更なる飛躍とご繁栄、ご健勝を心からお祈り申し上げます。
 本年も全飲連に対しまして引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご祝詞とさせていただきます。