平成17年度第3回理事会を大阪で開催
田中清三会長の4選を決定
組織の活性化を図り
全飲連の持続した発展を!4選が決まった田中清三会長
平成18年度事業計画案などを審議する理事会 理事会前に開催された正副会長会議 去る3月30日、平成17年度第3回理事会が大阪全日空ホテルで開催されました。理事会では平成18年度の事業計画案、予算案など6議案について活発な審議がなされ、全議案が承認されました。また、田中清三会長の4選続投が全会一致で可決されました。田中会長は続投にあたり、全飲連を組合員にとって魅力ある組織として活性化させ、地域や社会に食を通して貢献できる飲食業界をめざしたいと決意を語りました。
標準営業約款制度の登録促進や
会員証発行事業に取組む理事会の冒頭で田中会長は、「年度末のご多忙な時期に全国からお集まりいただき、誠にありがとうございます。平成18年を迎え、皆さんと一堂に会することができるのは今日が初めてですが、新しい年をこうして迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。
この平成18年がいかなる年かということは、ライブドア事件を幕開けにもうすでに答えが出ているようで、決して明るい年ではないようです。デフレも解消したということで、これから景気が良くなるということをテレビや新聞で目にしますが、われわれの飲食業はまだまだ厳しいものでございます。大企業が良くても、われわれの財布がそれを認知しない。われわれは天職である飲食業を通じてがんばっていくほかないわけです。そんな中、全飲連も組合員が減少しており、いかに歯止めをかけるか悩んでおります。どういう風にすれば組合員にメリットを与えられるか、また組合としてもメリットが得られるか、考えただけでも大きなプレッシャーですが、恐れるだけではなく、良い案を考えていきたいと思っております。三人寄れば文殊の知恵と申しますが、本日の会におきましてこれだけ多くの皆さんにお集まりいただいているからには、きっと前向きな案を出していただけると思います。17年度最後の会議が大いに意義あるものになりますよう、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶を行いました。
続いて、会長が議長となり、新年度の事業計画案、予算案など6議案について活発な審議がなされ、全議案が承認を受けました。また、任期満了に伴う次期役員改選については、田中清三会長の4選続投が全会一致で可決されました。今回の会長選出は6月の理事会での選出が前倒しして行なわれたものです。
田中会長は4期目の就任にあたり「飲食業界は食の安全や食文化の継承、さらに地産地消の推進など大きな役割を担っていくことが期待されています。このような社会や消費者の要請に積極的に応えられる組織として、組合員の減少を食い止め、活力溢れる組織に全飲連をしていきたい」と力強く呼びかけました。なお、副会長(ブロック長)選任は6月6日の平成18年度第1回理事会及び第44回通常総会開催時に選出されます。