第21回全青連通常総会
11代目の会長に田中 強氏(秋田県)を選出

 今年の全青連通常総会は、名鉄犬山ホテルにおいて平成16年6月7日に26名の役員と37名のオブザーバーが参加して行われ、活発な議論と交流が行われ、「織田信長が天下を統一する起点となった地、愛知」に相応しい総会となりました。
 本年度は役員改選期にあたり、秋田県の田中強氏が11代目の会長に選任された。また副会長には高見浩氏(京都)、福島直樹氏(福井)が選任されました。 
 
 新体制にスタートにあたり、第11代全青連会長に就任した田中強新会長は次のような抱負を語った。
 「このたび平成16年度全青連総会において第11代青年部長を仰せつかりました秋田県青年部の田中強でございます。任期2年、誠心誠意会長職を勤めさせて頂きますので皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨今、我々業界を取り巻く環境はまさに激変期であり、年々厳しさをましております。行政改革のもと国の方針も大きく変わりはじめ、市町村の合併、組合員の減少、補助金の減少など「今まで通り」と言う言葉が通じない時代になりつつあります。青年部も主体性を持って事業を取り組んでいかなければ青年部の存続そのものが危うい状況になってきております。私共は諸先輩方が築き上げてくれた、この自由な意見を言える組織を衰退させる訳にはまいりません。この様な時代の今こそ青年らしさを発揮し情熱と勇気を持ってこの時代に立ち向かわなければならないと思います。
 しかし無理をしたり、背伸びをする必要はありません。それぞれが「家業、自店の発展を通じて社会に貢献する」事を真剣に考え努力し、青年部として自立した活動を一つ一つ積み上げていく事が大切だと思います。一人で頑張るのは限界があるかもしれませんが、青年部は、同じ「思い」をもった仲間が失敗を恐れず、互いに知恵を出し合い常に前向きに挑戦していきたいと思います。 
 全国の青年部の皆様には、これからも前向きな行動と建設的な提言の行える青年部たるために、積極的に参画してくださるようお願いいたします。また、切磋琢磨し、自分自身を鍛えることの出来る青年部という組織を皆さんでもっと活用しましょう。
 青年部の力を結集し、元気な青年部を目指して一年間邁進して参りますので、皆様のさらなるご支援、ご協力をお願い申し上げます」

 なお、常任幹事は、北海道・東北ブロックは斉藤国和氏(岩手)、関東は山田和平氏(千葉)、東海・北陸は坪野俊信氏(石川県)、近畿は森本泰史氏(大阪)、中国・四国は宇根本茂氏(広島)、九州・沖縄は竹野孔氏(福岡県)。会計幹事に石坂芳明氏(栃木)、監事には大塚康一氏(千葉)、小林浩章氏(埼玉)が選任されました。